宇宙の話をしよう

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宇宙の話をしよう

  • 著者名:小野雅裕【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • コルク(2020/11発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815602666

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内容説明

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NASAの父と娘による宇宙探査のストーリー


NASAの技術者である父と、その娘みーちゃんとの対話を通して、宇宙探査の歴史が語られます。
わかりやすく、親しみやすいストーリー展開と、世界観を表現するイラストたち。
その途中には、ここでしか読めない宇宙をテーマにした美しくディープなコラムも差し込まれ、図鑑としても読めます。
火星探査の最前線で活躍する著者が生み出した、全くあたらしい宇宙の定番書。
10年後もそばに置いておきたい、珠玉の児童書が誕生しました。

目次

コラム1:火星には高い山がたくさん !?
コラム2:トラピスト1
コラム3:三角貿易?ナントが残した「負の歴史」
コラム4:小学生のためのロケット方程式 !
コラム5:系外惑星?太陽系はちょっと「変」 !?
コラム6:有名な科学者は「変人」だらけ !?
コラム7:宇宙の影の主役、ダークマターとダークエネルギー
コラム8:ロケットの祖先は弾道ミサイル !?
コラム9:算数が苦手でも科学者や技術者になれる?
コラム10:ロケットの大きさ比較
コラム11:アインシュタイン、相対性理論と、原子爆弾 etc

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

66
児童書。科学読み物。アメリカに住む宇宙オタクな12歳の女の子ミーちゃんが、エンジニアのパパとたくさん宇宙の話をする。会話形式で書かれた中に、濃い宇宙話がたくさんある。説明はコラムで詳しく、巻末には宇宙開発年表あり。▽ミーちゃんの宇宙愛が強すぎて、最初わかりにくいところもあったが、その熱意だけは伝わる。ジュール・べヌルを読みたくなった。2021/01/26

びっぐすとん

16
図書館本。『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八 』が良かった小野さんの子供向けロケット開発の歩みのお話。昨日読んだ『天文学の巨人たち』が理系学生向けの天文学者の紹介なら、こちらは宇宙に興味がある子供たちにジュール・ヴェルヌから始まる夢と挫折のロケット開発者たちを紹介。コラムではロケットの構造や最新の系外惑星情報を学べる。うぅ、私もトラピスト1eで2つの太陽見てみたい!よく言われることだが宇宙開発は軍事目的からの平和的転用が多く、多くの犠牲の上に成り立っている。最初から宇宙のためであって欲しい。2021/05/17

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙

15
NASA/JPLの小野さんの児童向け宇宙へのとびら。宇宙エンジニアのパパと12歳のみーちゃんとの対話方式でお話が進んでいきます。宇宙と恐竜と本に夢中なみーちゃんはお友達との会話のズレに少しさみしい思いをしてるけれど、パパと一緒に大好きな宇宙のことを少しずつ学んでいく。その姿は子供も大人も読んでて一緒に成長できる内容です。宇宙開発、ロケットの歴史は今の私たちのイメージの月や火星や衛星を飛ばす夢や地球の姿を調べる以前に、どんな経緯で出来たのかをわたしも目を逸らしていたいことまでしっかり描かれているのも特色です2020/12/04

まみこ

11
ロケット学者達の宇宙への夢想はジュール・ベルヌのSF小説から始まった。そして今や一般人が宇宙旅行できるまでになった。一冊を通してロケット開発の歴史が描かれているが、物語が父娘の会話形式で進むので読みやすい。開発の中でロケット学者が軍事利用されてきたこと、またそれは善か悪か等の問題提起もあって、子供でも色々と考えさせられる内容になっている。私は著書の他の本を読むための前準備としてこの本を読んでみたが、概要が分かって良かった。相対性理論等にも軽く触れているが、一体天才科学者達はどんな頭の構造をしているのだろう2023/11/23

貧家ピー

8
「宇宙に命はあるのか」の第1章を子ども向けに再構成・加筆してできた本。NASA技術者の父と娘ミーちゃんの対話形式で、ジュール・ベルヌの小説「地球から月へ」から ロケット開発の宇宙探査の歴史を描く。イマジネーションと情熱が宇宙の扉を開き、人類の発展をもたらした。豊富なコラムで、惑星・ロケットの種類・相対性理論などの知識を得ることができ、子供向けの本ながら読みごたえがあった。2022/07/15

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