内容説明
ランナーにケガはつきもの。どうやったらそのケガを防ぎ、ストレスフリーにランニングを楽しめるのか。ビギナー、ベテラン・ランナーがともに抱えるこの問題の革新的な解決方法を、最新の科学研究にもとづきわかりやすく伝えるランニング読み物! 図版多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
84
医師であり、マラソンの3時間切りを30年間毎年達成する世界最長記録を保持する著者の小さい頃からの夢は、無理がなく無駄もない優雅さで走ること。全ランナーの半数以上は毎年ケガをする。著者も足底腱鞘炎で手術を経験した。それ故に走る前、ランニング、みんなで走ることの3部に分け、章ごとにドリルを設け新知見を示している。それによると長時間座っていることの弊害がよくわかる。股関節の屈筋群が短縮し、筋膜の癒着が起きやすくなる。ストレッチの意味や栄養に関して、リカバリーの意味など内容も素晴らしい。寿命を延ばして老化を遅ら→2021/02/23
ずっきん
64
健康な人生とラン。座りっぱなしデブからでもスタートできる内容だけど、主に中級者以上向けかと。ダニエルズを読んでるならスルッと入れると思う。ヘルニア、靭帯やらかして3年オフ→近藤史恵氏の『サクリファイス』を読んでフゴーッと復活したものの、痛み⇔休みの繰り返しの1年。自身のオーバートレーニングを戒める読書となった。ちょうどテンポ走とヒル走をメニューに組み出したところだったので、本書を読めたのは僥倖。リカバリーをもっと意識しないとな。ベアフットについても記述が多く、ワラーチ愛用者としてすごく参考になった。2021/09/20
Take@磨穿鉄靴
29
ランナーであり医師でありマフェトン理論の実践者ということで今の私のニーズど真ん中の本。子供から老人、女性に対してのアプローチもありランニングを通してコミュニティの形成等かなり幅広い内容。この厚底シューズ全盛期において尚、ソールの薄いシューズを奨める辺りもブレ無い印象で良い。ランニングに関して一冊しか推せないとしたら自信を持ってこの一冊を提示したい。全ランナーにオススメ。★★★★☆2025/04/02
鈴木拓
19
ランニングというものは、人生の一部でしかない。つまり、ランニングを考える前に、生きるということをしっかり考えなくてはならない。長く健康でい続けるために必要な考え方や日常の行動をまず基礎として、そのうえでランニングをどう組み込んでいったらいいのかという展開に納得する。ランナー、元ランナー、いずれも読んでみると腑に落ちることがあるはずである。当たり前のことだが、身につまされるほどできていないことが多く、もう一度基本に立ち返るための気づきがあった。2023/08/26
ツナ
7
ランニングをはじめました。5km前後を走る程度なのですが、ラン後半日ぐらい経つとヒザの外側が痛くなる。消炎鎮痛剤を投下しまくって1,2日で治まるけれど、この状況をなんとかしたい。走ることが楽しくなってきたので痛みをどうにかできれば。「ケガしない走り方、歩き方」という副題に惹かれて本書を選んだ。情報量が多い本で、目的の情報を得る前に結構お腹いっぱいになる。どうやら走るときには人体に備わっているバネを利用すると良いらしい。ケガ予防にも繋がる。著者は厚底シューズには否定的なようで、そこらへんはもう少し調べたい。2023/12/18
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