平凡社新書<br> 感染症と民衆

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平凡社新書
感染症と民衆

  • 著者名:奥武則
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 平凡社(2020/11発売)
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  • ISBN:9784582859614

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内容説明

明治期の日本で大流行し、数十万人の死者を出したコレラ。医師や巡査が襲われるなどの暴動、神仏や民俗行事にすがる「コレラ祭」など、民衆史の観点からその歴史を振り返る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

穀雨

3
当時の明治政府のコレラ防遏策に強く抵抗し、医師や警官の撲殺事件まで引き起こした当時の民衆のすさまじさには息をのむ思いがしたが、民衆の立場で考えるなら、突然村内に消毒と称して得体の知れない液体を撒かれたり、隔離の名で肉親を拉致されたりするわけで、その実効性が感じられるまでは怖がるのも無理はないと思った。これもまた異文化との出会い、あるいは衝突の一類型なのだと思う。2021/02/10

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