内容説明
大人気ヒップホップグループHOME MADE 家族のKUROが放つ小説第二弾!光を失ったミュージシャンが、その超人的な耳を活かして再起をかける感動の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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18
【1+1+1=無限大...のはずだった。昨日までは。】存在を問う暗闇から、新しい答えを導くための戦い。主人公は「目に見えない大切なもの」を掴めるか▼ふっかつラジオにも出演してくださったKUROさんの新作です。幸運な偶然により、この本のインタビューも兼ねる形に!(こちらから→) https://www.pscp.tv/w/catoGjFQWEVkbFJ2WXhiRWV8MXluSk9wQkFPTnZ4UpRHpJRR1IyvzOiPr4uOF4YhYUJjGlrk18if5pbkXuYf?t=1s2020/06/01
tomtom
9
ブラインドサッカーについては詳しく知らなかったのだけど、読むとブラインドサッカーがすごくスピード感のあるスポーツに感じた。見えない人と見える人が協力して成立するなんてとてもすごいスポーツ。見えないなか走り進んでいく彼らは本当に見えないものが見えるのだろうな。2020/10/11
Yuka
8
だいぶ前に買ったパラスポーツ小説。 HOME MADE 家族のKUROさんが、サミュエル・サトシの名前で書いている作品。パラスポーツを題材とした作品、小説として面白くないものも多いけど、これは最初から最後まで面白かった! ちょっと悲劇が重なりすぎて、読了した時に前向きな気持ちになれないのが残念なところ。 音楽とブラインドスポーツの接点も見いだせて、ブラインドサッカーの解像度も上がった気がする。 絶版で古本でしか入手できなそうですが、手に入れられる方はぜひ。パラスポーツ好きは楽しめると思います!2025/08/25
ぬらりひょん
5
盲人の方のほとんどが中途失明者と聞いたことがある。その時の絶望とその後の苦労はいかばかりかと想像する。人気DJだった啓史が視力を失い、視覚障害者となる。中途失明でも残された聴覚や触覚を頼りに、こんなことができるんだと驚くと同時に励まされた。音の強弱で位置を把握し、頭の中で立体映像を結ぶこともできる。びっくりだ!ただ、ラストで彩がまさかの…。それはないよな〜。ところで横断歩道の音が「カッコー=東北方向」「ピヨピヨ=南北方向」になってるのを初めて知った。2025/09/14
oct2
4
青春サーカー小説なのだけど、ブラインドサッカーという設定になっているのが新しいところ。読みやすく最後まで一気読み。悲しいことや、どうしようもなく遣る瀬無い事もあるのだけど、さらりと読ませてくれ読後感は爽やか。世界の壁はどうだったんだろうか。老婆心ながら、一つだけいちゃもんをつけさせていただく。P167で啓史が”音を絞って”いく作業でパートに分けていくところが書かれている。バスドラとキックはおんなじではないでしょうか。失礼2020/06/26
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