本当はこわくない新型コロナウイルス 最新科学情報から解明する「日本コロナ」の真実

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本当はこわくない新型コロナウイルス 最新科学情報から解明する「日本コロナ」の真実

  • 著者名:井上正康【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 方丈社(2020/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784908925665

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内容説明

2020年の日本はコロナ一色の、ある種異様な空気に包まれていた――数年後から今を振り返ってみたら、おそらくそう言われているでしょう。テレビでは毎日感染者数を報じ、朝から晩までコロナウイルスの話題を取り上げ続けました。イタリアやニューヨークの惨状を視聴者の目に焼きつけ、「今に日本も同じようになるかもしれない」と恐怖をあおりました。

社会全体が“コロナ恐怖症”に陥り、マスクを着用しない人に非難の目を向けたり、県外ナンバーの車を排除しようとしたり、「人が集まるから」という理由で美しく咲く花を切り落としてしまうことまでしました。しかし、いつまで経っても日本がニューヨークやイタリアのようになることはありませんでした。なぜ、日本は厳しいロックダウン(都市封鎖)もしないのに、欧米のように感染が広がらないのか――世界から不思議に思われました。

著者はこのことに早くから目をつけ、世界の最先端科学情報を解析することで、日本と東アジアの民族には、長年コロナウイルスにさらされてきた歴史を背景に新型コロナウイルスに対しても免疫的なアドバンテージがあるという結論に至りました。

そして、過剰な自粛や行動制限によって経済的に行き詰まるケースが続出している状況に危機感をおぼえ、新型コロナウイルスに関する最新情報と、健康と経済のバランスの取れた冷静な見方を発信し始めたのです。著者の井上正康医師は、長年腸内フローラを中心に病理学や分子病態学を研究し、臨床経験も豊富です。また、専門家のみならず、一般向けにも医療と社会の在り方を考える「現代適塾」を開講。身近な問題を切り口に、医療や科学について、独自の視点でわかりやすく解説しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

40
これまで何冊か読んだ新型コロナ関連本の中で最も信頼できるものだと思う。2020年に出版されたものだが、「新型コロナとは」というところから解き明かし、これまでの対策である3密回避や営業自粛は効果が薄いと指摘し、感染の広がりは感染予防策とは関係なく、民族的・地域的要素が大きく関わっているとしていて納得できる内容だと言える。たとえ国が言っていることでも盲従するのではなく、自分の頭で考えて行動せよと述べている点は深く共感することができた。2021/12/04

カブトムシ

19
ネットで井上正康先生のお話をお聴きしている。大阪市立大学の名誉教授で、ウイルス学の専門的見地からの説には説得力がある。世界の専門的な論文にも毎朝スマホで目を通して、ネットの世界では有名である。しかし、日本のマスメディアは、このコロナ禍を煽りに煽って来て、国民の洗脳はなかなか解けそうにない。ついに、子供のワクチン接種にまで到達しつつある。井上教授によれば、この展開は、「歴史に禍根を残すだろう」と言う。以前にも、フランスのノーベル賞学者のモンターニェ博士がワクチン投与に警告していた。その通りになったのである。

百式改(公論サポーター東海)

16
旧型のコロナウィルスには感染していたから日本では大した事にはならないんだろうと思っていたけど、新コロもまず弱毒性が上陸しその後に強毒性が上陸と2段階で既に感染していたとはねぇ。天然のワクチンを既に2回摂取したのと同じだと言う。コロナは腸から体内に入るとか、肺炎ではなく血栓症だとかが広まるのはいつ頃だろうか。それまで日本が持てばいいのだが。ADEの危険性を知るとワクチンを打つという選択は無いな。2021/06/18

古本虫がさまよう

12
最初は少し過剰に対応するのもむべなるかなとの指摘もある。たしかに試行錯誤の時はありうる。でも‥‥。徐々にその初期の対策を見直し修正しつつ対応していくのがベストだろうに、「適切な修正主義」を嫌う人たちが歴史分野のみならず医学分野にもいるから困るね。ワクチンを絶対視するなとの指摘もある。強いカゼ程度のものに、副作用もあるかもしれないワクチンを安易に使用するのも危険かもしれない。 とにもかくにも、冷静に考えていくべきだろう。もちろん、今後もどういう新事態が発生するかもしれないから警戒するのは大事。 2020/10/13

re;

11
コロナだ!危ない!はここ数年ずっとマスコミから聞かされてきたので、怖くないよ、危なくないよ。の観点からいくつか文献を。ワクチン打った打たないとかもうやめましょう。今日元気でいられることに感謝を。明日の元気のためにできることを。さて、その<できること>誰かの協調圧力じゃないですか?本当に納得しているならOK。でも不安に思うことがあるなら自分できちんと情報集めて、自分で判断しましょう。後悔はいつだって自分以外の判断に従った時に訪れると思いますので。本著非常にわかりやすく事実に基づいての内容。なるほどなるほど。2022/06/04

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