21世紀型大恐慌 - 「アメリカ型経済システム」が変わるとき

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21世紀型大恐慌 - 「アメリカ型経済システム」が変わるとき

  • 著者名:山﨑養世
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • PHP研究所(2020/11発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569848273

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内容説明

2021年、「21世紀型大恐慌」が起きるのではないか、震源地は「アメリカ国債」と著者は述べます。アメリカの株式市場は、史上最高値の水準にあります。パンデミックが広がっても株価は上昇を続けています。この最大の要因は、新型コロナウイルス対策と称して、アメリカ政府が大幅な金融緩和、未曾有の規模の財政出動を行っているからです。しかし、アメリカ政府はすでに多くの借金を抱えており、2019年10月31日時点で、債務残高は約23兆ドル(約2500兆円)を超えていました。それに、新型コロナウイルス対策のための借入が約3兆ドル上乗せされ、今後もコロナ禍が収まるまで、借入が続くことが予想されます。だとすると、アメリカ政府の借金はどこまで膨らむのか。1つだけ言えることは、世界第1位の経済大国であっても、無限に借金できるわけではないということです。投資家の誰かが、「アメリカは危ない」と判断してアメリカ国債を売り始めたら、売りが売りを呼ぶ展開になり、そうなればもう誰にも止められなくなります。アメリカの国債が暴落すれば、通貨ドルの信用も揺らぎ、ドル安が進みます。それは当然、史上最高値の株価に悪影響を与え、国債、通貨、株式のトリプル大暴落になることは容易に予想できることです。それが目前に迫っているのです。著者は未来学者でも、占い師でもありません。上記の予測は、ゴールドマン・サックス出身の金融のプロとしての、40年以上に亘るビジネス経験と歴史からの学び、現状の事実、数値などのクロスセクショナルな分析によるものです。本文に詳しく記しています。ぜひじっくりお読みください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TAKA0726

8
米国国債の暴落から始まる21世紀型大恐慌は、石油から太陽経済へのエネルギー革命を引き起こしさらに交通革命をもたらす。日本は高速道路無料化とインターチェンジの道の町に本格的な田園からの産業革命が起きる。都市から田園に3千万人が移動したあとは高速道路を地下に造り、空いた空間で付加価値の高い都市開発を行うためにお金の面の革命が必要。日本は世界最大の債権国でありながら最大の国民資金を活用せず、国民は老後の資金不足を心配し経済が低迷。田園から産業革命を実現する最大のポイントは公的年金160兆円の投資戦略を変更せよ‼2021/02/09

kodanuki

0
タイトルと内容が合っていない。結局循環型経済の可能性について論じている導入として米国大恐慌から入っているわけだが、米国大恐慌と循環型経済は相互に排他的なものではない。やや安易な内容。2021/07/18

Go Extreme

0
国家・企業・個人も借金漬け 税収激減→財政赤字拡大 クラウディングアウト 空売りで儲ける人たち 国債・通貨・株式のトリプル安 個人を借金漬け←格差社会 アメリカ経済の構造転換と再生 軍事優先→戦争に巻き込まれないい 持続不可能経済の限界 電力・分散型シンステム→超安価 太陽経済→交通革命 競争・独占→平等・相互扶助 テジタル化・ネットワーク化→地方分散 成長産業:農林水産業+4k=健康・観光・環境・教育 移動コストゼロ社会 アジアに向けた令和開国 公的年金160兆円の投資戦略 バブリック・コーポレーション2020/12/12

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