地下生菌識別図鑑 - 日本のトリュフ。地下で進化したキノコの仲間たち

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地下生菌識別図鑑 - 日本のトリュフ。地下で進化したキノコの仲間たち

  • ISBN:9784416516461

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内容説明

★地下生菌とは、トリュフを含む地下に発生するキノコの仲間。そんな地下生菌の生態から観察方法、日本産の約100種を紹介する本邦初の地下生菌図鑑★

世界三大珍味のひとつで非常に高価な食材であるトリュフですが、実は私たちのごく身近な場所にも発生しています。

トリュフのように地下に生えるキノコは地下生菌と呼ばれ、日本でもトリュフの仲間を含めて約100種が確認されています。

この地面の下で生きるために独特の進化を遂げた地下生菌の生態は、日本ではまだ謎に包まれている部分が多く、とてもミステリアスなキノコと言えるでしょう。

本書は、そんな魅力溢れる地下生菌の生態、観察方法の紹介に加え、日本産の約100種を豊富な写真で紹介した地下生菌図鑑です。

本書を手にして、この謎に包まれた地下生菌を一緒に研究してみませんか?

目次

第1章 地下生菌概論
第2章 地下生菌の探し方
第3章 観察と同定方法
第4章 日本の地下生菌(担子菌類/子嚢菌類/グロムス類・接合菌類)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

四不人

4
トリュフの仲間が日本にもいるとは知らなかった。こういう図鑑を読んでいると、自分でも採取したくなるなあ。小石みたいなモノを割ったら、中に脳みそみたいなものが詰まっていたびっくりするだろうなあ。楽しみ。2019/06/08

FOTD

3
こんな世界があったとはまったく知らなかった。ページをめくるごとにワクワクした。感動した。 写真も美しいし、デザインもきれいだ。この本を持って、野山を散策してみたくなった。2018/10/21

seu

1
トリュフ栽培を困難にする複雑な菌根共生の世界。

6haramitsu

1
クラピアの白絹病を調べていたら、菌について調べてみたくなった。最大の発見は、「菌根共生」。なんと植物にとって菌は敵だと思ってたけど、ちゃっかり共生してメリットを受け取るシステムを構築していたとは! 植物は光合成で合成した炭水化物を根から菌に渡す → 菌は植物が作る炭水化物を栄養に地中深く張り巡らせた菌糸体のネットワークを使って土壌中の窒素やリンなど無機物を植物に提供している! 自然ってすごいね。2021/03/01

1
地中(及びその付近)で生きることにした地下生菌に思いをはせる。昔々、彼らは自分のこと(胞子)を運んでくれる生き物をどうやって知ったのだろう、その生き物が好む匂いをどうやって見つけ、どうやって自分の体臭としたのか。んん。わからんけど地面に不思議なものがいっぱい埋まってると思うと興奮するね。2016/08/12

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