集英社e選書トークス<br> 映画『おらおらでひとりいぐも』 喜びも悲しみも、自由の道連れ。〈独り〉だから、歩める人生もある(映画監督トークス)

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集英社e選書トークス
映画『おらおらでひとりいぐも』 喜びも悲しみも、自由の道連れ。〈独り〉だから、歩める人生もある(映画監督トークス)


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内容説明

そこにあるのは孤独か、自由か。芥川賞・文藝賞W受賞、若竹千佐子の話題作『おらおらでひとりいぐも』を沖田修一監督が映像化。究極のエンターテインメント作品として昇華させた。夫と死別した独居老人の桃子さん七五歳。ひとりごとが増え、頭の中では、何人もが騒がしく議論しているような気がしてならない。すべての人に共通する〈老い〉に対する複雑な思いを独特のユーモアとペーソスを添えて描いた本作について沖田監督に伺った。「だから私はどうしてもこの映画をつくりたかった。」絶対観たくなる! 珠玉の独立系映画監督インタビューシリーズ。

目次

〈老い〉と〈孤独〉を描いた究極のエンターテインメント
孤独、だけど自由。「おらは独りで生きてみたがったのす」
【ストーリー】
【監督インタビュー】
「これは我が家の物語」でもある
孤独な日々を見守る「寂しさ」の親衛隊
行動する田中裕子さん、思考する蒼井優さん、感じる「寂しさ」たち
初めて〈老い〉に真面目に向き合った作品
心の奥底にしまい込んできた「パンドラの箱」を開けるとき
喜びも悲しみ自由も、自分で引き受けるもの。「おらおらでひとりいぐも」
インタビューを終えて
もっと知りたい人のために