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内容説明
西日本の小・中学校を中心に広がる「弁当の日」に迫る。
子どもが親の手を借りず、自分で作った弁当をもって学校に行く「弁当の日」。
この取り組みで変わる子どもと親の姿を記録する。
<目次>
はじめに 母の罪悪感
第一章 「かわいそうな子」はそのままでいいの?
第二章 親が子どもに残せるもの
第三章 失敗するのもまた楽しい
第四章 「めんどくさい」には意味がある
第五章 子どもが変わった、大人も変わった
第六章 巣立つ君たちへ
第七章 アレンジは自由自在
第八章 百年後の子どもたちへ
おわりに 罪悪感は幸せのスパイス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
40
自分でお弁当を作ってみて初めて分かることがある。それは単なる「食育」でくくれることではなく、毎日ご飯を作ってくれている人や買い物してくれている人の労力に気づくことでもある。素晴らしいプロジェクトだが、発案者すらあきらめかけたぐらい根付かせるのは大変。そうだろう、朝の忙しい時間に子供が台所を占拠するのだもの。イベントのため準備する先生も大変だろう。ネグレクト家庭への配慮もあるだろう。それでも1年に1回でもいいからやってみてほしいプロジェクトだ。2024/01/24
spatz
18
今感じていることは「人間いつ命尽きるかわからない。今ここでもし自分がきえても、どうにかして生きていきなさい。マニュアルはない。その場その場で判断してきりぬけていけ」。この本にはそれに通づることが満載だった。お弁当の日。はなちゃんのみそしる(であってるかな?)からのつながり。たくさんのことにつながる深い一冊。今高校生で一人暮らしをしてる子をもっとはやく台所に立たせてあげればよかったと軽く後悔。かなりおすすめ本。子供に料理をさせれば自立する的なそんな軽い本ではないです。生きることの根幹。2021/04/20
まりこ
10
時短弁当→人参生の丸ごとに目が点@@2021/01/06
もけうに
5
面白かった。本当の意味での食育。料理が出来る子はネグレクトされていることが多い。でも、そんな子が褒められることは少ない。色々な子の良さに光を当てる。失敗してもいい、冷凍食品を使ってもいい、詰めるだけでもいい。自分でやることが大切。めんどうでも、何故か楽しい。自分で作れるように教える。それは生き方を教えること。2021/12/29
skr-shower
5
”はなちゃんのみそ汁”、”弁当の日がやってきた”は読んであったので、続編な感じ?と手に取った。確かに弁当を子供が作るのはめんどくさい。それを待てるだけの心の余裕が持てるか?食は基本と言っても、買ってきてすんじゃうし?いま、ぎりぎりの生活をしている人も多い中、ささやかな幸せを体験していけるか。世情不安だからこそ体験する価値があるのかも。コロナ以前の生活が戻りますように。2020/12/11
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