内容説明
日本のシェークスピア論のパラダイムを批判し、明晰な論理と思考の下に、新しい「マクベス」像を描く、柄谷行人の初期秀抜エッセイ「マクベス論」をはじめ、秀作『マルクスその可能性の中心』につながる、その明視力の圧倒的展開を収録。
目次
●マクベス論――意味に憑かれた人間
●夢の世界――島尾敏雄と庄野潤三
●私小説の両義性――志賀直哉と嘉村磯多
他
日本のシェークスピア論のパラダイムを批判し、明晰な論理と思考の下に、新しい「マクベス」像を描く、柄谷行人の初期秀抜エッセイ「マクベス論」をはじめ、秀作『マルクスその可能性の中心』につながる、その明視力の圧倒的展開を収録。
●マクベス論――意味に憑かれた人間
●夢の世界――島尾敏雄と庄野潤三
●私小説の両義性――志賀直哉と嘉村磯多
他