内容説明
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アカンベーをする魚? ピカソ猫? に遭遇! 写真とイラストとエッセイで愉しむ、18都市29日間のおもしろ街歩き――フランス18都市を、29日で、42万3086歩。路上観察の達人が、パリ、リヨン、マルセイユほかを、歩きに歩いて発見した、おかしなモノたち。アカンベーをする魚、ピカソ猫、一角獣(ユニコーン)などが、次から次へと、豊富な写真とイラストで登場します。前作『イタリア歩けば……』に続いて、著者の鋭い観察眼と健脚ぶりは、ますます絶好調!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
32
1990年のフランス旅日記。著者は路上観察学会メンバー。十数年ぶりに再読したらとても面白かった。「路上観光」は建物の彫刻や金属装飾、マンホール、壁面からニョキニョキ生えるイルカやガーゴイルの排水口。至る所にグリフィン、ライオン、海神、魚、色んな怪獣。足元には馬車よけの出っ張りや、靴底をこそげる泥おとし。凝った番地表示。よくこれだけ古い物が残っているし、探す著者の執念もすごい。変な露店とそのサクラを観察したり、有名なシュバルの理想宮にも足を伸ばす。楽しい挿絵と写真がたっぷり。気ままな旅に行きたくなる。2024/03/13
bvbo
1
林さんの旅日記。フランス編。2017/12/16
とわちゃん
0
初めて読んだフランス本かも。細かい街並みをクローズアップした本。
しろちゃ
0
ロンドンの方が面白かった。私の感性の変化かもしれないが。2017/06/05
im
0
街や建物の装飾に注目したり、著者の独特な視点が面白かった。写真やイラストが沢山で見応えがあった。2022/04/07