講談社の創作絵本<br> あかい てぶくろ

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講談社の創作絵本
あかい てぶくろ

  • 著者名:いりやまさとし【作】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2020/11発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065209066

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

ある寒い朝、道ばたに落ちていた、赤い毛糸の手袋は、雪降る中、もう片方の手袋を探しにでます。街はにぎやかで、両方そろった手袋たちが楽しそうに歩いています。昨日まで、自分たちはずっといっしょで、そんな日々が続くと信じていたのに……。大切な人を失った人へ届けたい物語。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

55
地面に片方だけ落ちている赤い手袋。時々見かける光景ですが、、、もう片方の手袋を探す赤い手袋。さて、見つかるでしょうか???結末は内緒で(#^.^#)2024/11/26

anne@灯れ松明の火

33
遠い方の新着棚で。新聞で、いりやまさんのインタビュー記事を読み、読みたいと思っていた。相棒とはぐれてしまった赤い手袋の片方。一緒にいられるのが当たり前で、そんな日が続くと思っていたのに……。作品の背景を知っていた分、切なくて、切なくて……。でも、光と温かさの満ちたラストになっているので、いつか、おはなし会にも使いたい。リンクを貼るけれど、先入観なく読まれる方がいいと思うので、本を読んでからどうぞ。https://www.chunichi.co.jp/article/164380/2020/12/06

ヒラP@ehon.gohon

30
想像と違う悲しい結末に、ちょっとためらいを感じました。 落とされて片方だけになった赤い手袋は、もう一方の手袋を必死に探します。 その結果、赤い手袋は様々な思い出を描きながら一本の毛糸になっていきます。 ひとつのお話は終わり、それが新しいお話の始まりになるというフレーズが意味深です。 赤い毛糸は何に生まれ変わるのでしょう。 もう一方の手袋とはお別れです。2021/03/20

ふじ

23
季節もの、クリスマスあたりがより良い。片っぽになって忘れていかれた、あかいてぶくろのお話。自分も手袋落としたばっかりだから心が傷む…終わりがそうきたか!というかんじ。2022/01/20

ヨシ

18
喪失と再生をテーマに、吉本ばななさんのような柔らかな眼差しで描いた絵本。赤い手袋は離れ離れになったもう片方の手袋を探す。いつも一緒にいるのがあたり前だと思っていたのに…明日も一緒だと思っていたのに…モノトーンの絵に赤い手袋がひとつ。孤独が胸につきささります。そして、まさかのエンディング。身近な人を亡くした人に寄り添ってくれる優しいストーリー。作者のいりやまさとしさんが奥様を亡くされた後に書いた絵本と聞き納得しました。2021/04/16

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