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内容説明
二年前に両親を亡くし、祖母と二人で暮らす高校一年生・五木麻里(いつき・まり)には、妖(あやかし)が見える。しかしそれを周りに打ち明けると変人扱いされ、それを妖に知られると襲われる。彼女は自分の身を守るため、それをだれにも言わず秘密にしていた。
麻里はある日の学校からの帰り道、妖に襲われる。彼女の悲鳴を聞いて駆けつけてきたのは、たまたま通りかかった麻里のクラスメイト、朝霧晴(あさぎり・はる)。彼はある理由から、麻里の友人たちの間で噂になっている男子だった。麻里は、野犬に襲われただけだとごまかし、晴も詳しくは追及しない。晴もまた、だれにも言えないある秘密を抱えていた。
互いに「人には言えない秘密がある」ということを共有した二人は、クラス企画の肝試しで出会った土地神、人の恨みを吸い取って大きくなる蛇などの妖が引き起こす出来事を巡り、交流を重ね、惹かれ合っていく。
秘密を抱えた二人の、青春恋愛妖譚。第5回カクヨムWeb小説コンテスト「朝読小説賞」受賞作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくし
7
妖が見える二人が出会い葛藤し、恋にはおちなかった。 恋が欲しい〜笑2021/06/11
早々
3
2021-014 中学生とかは喜びそうな話だけど、個人的にはいまいち。会話の中に「っ」が多すぎて読みにくかった。2021/02/02
ポレポレ
0
超が付く程の読書ビギナーにもはまるかどうかは分からない。そのように考えてしまうほど自分には読み応えを感じられなかった。 学校の「朝読」向けと評価した選者さんとは意見が合わないようだ。 ★☆☆☆☆2022/07/17
虎助
0
カクヨムコン朝読小説賞受賞作 人気のジャンルで設定もありふれているがそれ以前に偶然とはかんがえにくいくらい作中の文章表現が他の作品と酷似している 淡路穂希の海波家のつくも神(富士見L文庫)から表現の流用をしているとしか思えない箇所が全編にわたって散見される 同じ作者による花守の竜の叙情詩(富士見ファンタジア文庫)からも流用したと思われる箇所がある2020/12/03