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内容説明
こうさぎは、森でつんできたぶどうでジャムやゼリーを作り、仲間の動物たちにごちそうします。こうさぎと森の仲間たちの友情を描いたほのぼの童話。表題作のほかに2話収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まみ
6
懐かしい。ちっちゃいときだいすきだった本。どうしてもタイトルを思い出せなくて、本の探偵さんに頼んだこともあるけどわからなくて、でも図書館で偶然再会。一晩かけてゆっくりゆっくりぶどうジュースをしぼるところが印象的だった。2011/08/27
あき☆ブラック・ベア
3
こうさぎと、仲良しのこりすの話。きつねもねずみもこがにもこがめもたまに出てくる素敵な話。 とっても優しい日常と、それを見守るお母さんの目。自分たちが手伝ったぶどうがどうなっているのか気になって気になって、夜中に見に行ってしまう子供たち。味見と称して何度も食べちゃう子供たち。それに気づいても何も言わずに見守るお母さん。子供たちの微笑ましさが際立つ。 他の2話も同じ優しさで気持ちのいい空気を感じる話ばかりだった。 いいなー…本当に好き。2020/03/14
のん@絵本童話専門
2
こうさぎのジャムつくり、たんじょう日のおくりもの、さよならさよならさようならの短編3本立て。どれもとても可愛らしいお話なのですが、特に「さよならさよならさようなら」が秀逸。喧嘩別れしたこうさぎとこりす、「さよならを言うのを忘れてしまった」ことに気付きます。『つりばしゆらゆら』のきつねの子シリーズにも通じる、消えそうなほど淡く優しい気持ちが描かれており(しかも展開がわざとらしくない)、森山京さんさすがです!幼年~低学年向き2022/04/16
ヤーミール
1
小学校の時に読んだ覚えがある。これだと思うのだけど、どうもほかの二編を覚えていない…。ぶどうジュースは力任せに漉してはいけない、とお母さんいうシーンを覚えている。
bluebird
1
小さな頃によく読んだ本。見つけて読み返してみたら、本気でジーンときました。特に「さよならさよならさよなら」は涙が出てきた。よい本は、世代を問わず、ですね。(小さい頃はジャムとかゼリーとかジュースとかにばかり心惹かれていましたが…)現在絶版らしいですが、良い本なので、今時の子供達にも読んでほしいです。2011/12/27