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内容説明
内閣府の調査で、新型コロナ感染拡大前に比べ、「家族の重要性をより意識するようになった」49.9%、テレワーク経験者に至っては「仕事より生活を重視すると考えるようになった」64.2%と、全国1万128人の男女が回答した。その一方で、家事の負担が増えた、四六時中一緒にいることでストレスがたまる、などの声も報道されている。このギャップを埋めるのが本書である。ウイルスという見えない不安と共存して生きる新しい生活の中で、どうすれば心豊かで幸せな精神状態を得られるのか。「幸福学」の日本の第一人者である著者が、ウィズ・コロナ、アフター・コロナ時代に「家族という集合体」が幸せになるための実践的な行動・考え方を語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春夏秋冬
1
家族がテーマの福袋だったので、家族(育児についても大いに考えさせられた)の事について、改めて考える良いきっかけとなりました。 こういった本を 読む度に、ああ、私って口ばかり出してるだけで、自分本意な雑な接し方しちゃってるなぁ。と反省します。 日本の子供達は、圧倒的に自分軸を育むのが苦手とあるけど、我が子も然り。ついでに私も。「みんな違ってみんないい」が基本。 自分軸をしっかり持って、もう少しでーんと構えられるようになりたいけど、中々。 信頼と尊敬、尊重が何より大事。 2021/01/14
IGBB
0
幸福学を専門とするお二人による共著。人は、自分が幸せにならないと他人を幸せにできない。だから、家族においても自分の成長を考える。その上で配偶者の成長も大切にし、子どもの優れているところを個性として認めてあげること。家族同士の信頼関係を築くためには、一人ひとりが自分軸をしっかり持ち、自分を信じること。自分のことを信じられない人は、人のことも信じられない。…ここが特に腹に落ちたポイント。そして、気持ちの切り替え・リフレッシュ法として公園の散歩が薦められている。リラクゼーションよりも幸福度が高まるそうだ。2024/06/29
funkypunkyempty
0
★★★ 具体事例が多すぎて期待はずれ、この手の本はもう少し抽象度を上げないとそれぞれの状況に落とし込みにくい気がする。2023/05/25
Mikio Kitayama
0
幸福学を家族にフォーカスした著作。家族の幸福度を上げるために7つのピースが」あるとしています。1「自分軸因子」2「成長因子」3「リフレッシュ因子」4「思いやり因子」5「役割因子」6「認められている因子」7「協調因子」。やってはいけない7つの因子もあります。1「へとへと」2「自分なんて」3「不快環境」4「報われない」5「バラバラ」6「疎外感」7「理不尽」2021/03/11