内容説明
いとうせいこうさん カズレーザーさん W推薦!
「そんなアホな。でも、そんなアホな、なんやで。」
壮絶な妄想かドキュメントか――。
日本を代表する放送作家・倉本美津留による渾身の処女小説。
人はどんな時代でも駆け抜け直せる。小説によって。
――いとうせいこうさん
妄想止まらぬアホの一代記。だけど、いつの時代も妄想するアホが世界を動かしてきた。
――カズレーザーさん
(以下、概要)
「世界を救うのはおれしかいない!」。
尋常ならざるほどの強烈な「思い込み」の強さをもつ後藤誉。
ある人物の生まれ変わりだと“確信”したときからその人生の歯車は壊れるほど強烈に回りだし……。
妄想かドキュメントか。実際に起こったカタストロフィとともに、アートの力、思い込みの力を描き切った感動作。
【著者プロフィール】
倉本美津留 (くらもと みつる)
放送作家。
「EXテレビ」「ダウンタウンのごっつええ感じ」「伊東家の食卓」「たけしの万物創世紀」「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」「松本紳助」「M-1グランプリ」「ダウンタウンDX」「浦沢直樹の漫勉」「シャキーン!」ほか、数々のテレビ番組を手がける。
著書に、『ことば絵本 明日のカルタ』(日本図書センター)、『ビートル頭―ビートルズの使い方 世界をビックリさせつづけるクリエイティブの本質』(主婦の友社)、『倉本美津留の超国語辞典』(朝日出版社)、『笑い論』(小社刊)、『パロディスム宣言』(美術出版社)など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てるあき
0
後藤誉はビートルズの音楽やゴッホの油彩画に興味をもつ。親友ギャン・剛岩治から「ビコーズ」はベートーベンの月光から生まれたことを聞く。同級生ケイはピアノが得意で宇宙にも関心をもつ。後に結婚し向日葵を出産。誉は修学旅行で感じた原爆、勤務する保険会社で担当したゴッホの「ひまわり」から世界を救うのは俺しかいないと思い込み目覚める。仕事を辞め、離婚し身体を削り、クロムイエローを調合し自分で納得のいく「ひまわり」を描き続けた。日本の原発の数だけ書き上げ、日本に向けられたミサイルから救う。アートの力、妄想で世界を救う!2022/03/23
H Tsuda
0
何気なく手にとってみて読んでみました。 こういうの嫌いではないですが、 え!? って感じでした。2021/05/26
maimai
0
はあ⁉️2021/03/29
ゆい
0
★2021/01/14