角川新書<br> 性感染症 プライベートゾーンの怖い医学

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角川新書
性感染症 プライベートゾーンの怖い医学

  • 著者名:尾上泰彦【著者】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • KADOKAWA(2020/11発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040823768

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内容説明

実は新型コロナウイルスよりも
危険な性感染症

~性感染症を知り、その予防法を学ぶことが新たな感染症からあなたの身を守る~

プライベートゾーン(水着で隠れる部分)は命をつなぐ大事な場所!

ここ30年余りで多数の新興感染症が見つかり、簡単には治療できない、性感染症が増えている。無症状であるものも多く、自覚しないあるいは症状が軽く気が付かないということ、あるいは自覚症状があっても正しい治療に結びつかなかったり、感染がいつの間にか他の人へ広がってしまったりすることがある。一度感染するとなかなか体内から駆除することができずに体の中に潜み、免疫が低下すると症状がでてきたり、感染して数年後に発症するエイズのようなものがあったりすることも大きな問題だ。そう、今猛威をふるう新型コロナウイルスと同じ感染症なのだ。性感染症を知り、その予防法を学ぶことは新型コロナウイルスを含め、今後人類に襲いかかるであろう、新たな感染症から身を守る術を学ぶことでもある――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海月

69
最近この手の本ばかり読んでるけれど、色々勉強になる。本当かどうかはわからないけど新型コロナウイルスも感染経路は色々ありそうな感じ。性感染もあり得そうな書き方なのでほえーと思った。 なかなか感染症の本って超ぶっとい専門書なお堅いイメージだけどこういう新書で発刊されてるのはありがたい。一般ピーポーですが、人として大切なので皆さんも一度軽くでいいから読んでいただきたい。2023/09/06

Iwata Kentaro

13
本屋でタイトル見て買って、そのまま積んどいた本。後悔。めちゃくちゃ素晴らしい本。これは感染症屋やPC医は必読です。内容の妥当性や引き出しの多さには感服で、とても勉強になりました。感染症以外の問題も入っているのが特徴的で、ペロニー病とか、糖尿病性包皮炎とか知らなかったし、高齢者で淋病が少ない理由とかも考えてなかったし、軟性下疳の考察も秀逸でした。和文の感染症本で「参りました」とシャッポを脱いだのは久しぶり。2023/01/07

kitten

11
図書館本。非常にリアルな性感染症の解説で、なんというか、人前で読んではいけないような気がした。私の知らない世界だな。私自身が問題になることはまあありえないと思うが、知識として知ってることは必要かな。コンドームは避妊のためだけにするのではなく、性感染症の予防のためにも非常に大事。2023/01/24

mawaji

10
100万人に及ぶ患者さんを診療してきた尾上先生の治療経験談は教科書的なことから一歩踏み込んだclinical tips満載でしょっぱなの腟前庭乳頭症から一気に引き込まれながら読みました。ケジラミの治療効果判定のため2か月は白いパンツを履き続けるなんて教科書には書いてなさそうですし(書いてたっけかナ)。やはり性感染症では特に患者さんの言うことによく耳を傾けることが大切。新型コロナが落ち着かない今、パンデミックの周期も短くなると考えられ、生殖細胞に影響を及ぼすウイルスが出てくる可能性も十分ありうるのでしょう。2022/08/14

kenitirokikuti

9
戦後すぐに性病予防法が定められた。淋病や梅毒などである。1998年に感染症新法が成り、翌年に古い性病予防法が廃止になった。なので、現在では性病ではなく性感染症と呼ぶ▲性分化疾患は1万人に2人。血液検査すれば判定できるのだが、小さなクリニックでは知らないこともあり、不妊治療を初めてから判明することもある▲陰茎重複症、重複尿道。極めてまれだが、射精可能な2本のペニスを持つ例もある。2020/11/07

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