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内容説明
恋、別れ、友情……。
百人一首に選ばれた和歌の背景には、どんなできごとが?
和歌や文章の才能を生かし、代筆もしていた赤染衛門。
皇子二人に愛された和泉式部。宮中で親友を見つけた伊勢大輔。
自分らしさを探してもがく、和泉式部の娘・小式部内侍。
許されない恋に落ちた親友を思う、紫式部の娘・大弐三位。
詠み手の女性5人の半生を描いた短編集。
<小学校上級から大人まで・すべての漢字にふりがなつき>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ときわ
7
名前はよく聞くが主役ではないことがほとんどの5人が主役なのが新鮮だった。つい先日読んだ本に取り上げられていた栄花物語を書いたとされている赤染衛門が最初に出てきたのも嬉しかった。有名人を母に持つと大変なことが多い。そこで腐ったせず地道に努力しているうちに、だれだれの娘ではなく本人の名前で認めてもらえるようになる。いつの世も同じだなあと思った。2023/12/27
天花
5
百人一首の歌はこれまでに何度も聞いたことがありましたが、それらの歌を詠む背景に、このようなエピソードがあったことに驚くと同時に、「平安時代に生まれてもよかったかもしれない。」と思いました。 挿絵もとても可愛らしく綺麗なのでおススメです⋆*❁*⋆ฺ。*2022/03/17
ぺち
2
さすが青い鳥文庫、小学生から読める作りになっていると思いました。大人が読んでも面白く、物語が繋がっているのも良かったです。ただ、歌は頭には入ってこなく(わかりやすい解説と構成になっていたとは思うのですが)、各人物のキャラクター性が際立っていたように思います。2022/01/07
KIYO
2
【まなびライブラリー】百人一首に出てくる5人の女性のお話。お話が繋がっていてとてもおもしろく読めました。小学中学年から面白く読めそうなお話です。2021/04/20