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内容説明
山奥におばけがすんでいるほらあながありました。おばけたちは、じめじめしたくら~いほらあなの中で、「すてきなおうちにすみたいな~」「おかしをたらふく食べたいな~」「わくわくするいたずらでもしたいな~」と夢見てばかりいました。そんなある日、街にでかけていたおばけが帰ってきて「街では『ハロウィン』がはやっているらしいです」と、みんなに伝えました。そして、「ハロウィンはおばけが堂々と街を歩けて、そしておかしもやまほどもらえる。さらに、いたずらもしほうだい!」と教えてくれました。それを聞いたおばけたちはおばけに磨きをかけて街にでかけました。街は、ハロウィンで盛り上がっています。「トリックオアトリート!」と言いながら仮装して家を訪ねる人間の子どもを見たおばけたちは、「にせものにおかしをうばわれてなるものか!」と、大騒ぎ。「とりはとりー!」と、間違えた言葉で家を訪ねていくおばけたち。ところが……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
16
〝人里離れた山奥に、オバケが棲んでる洞穴がありました。オバケたちは、じめじめした暗い穴の中で「素敵なおうちに棲みたいな~」「お菓子をたらふく食べたいな~」「わくわくする悪戯でもしたいな~」 と夢見ていました。そんなある日、街に出かけていたオバケが帰ってきて「街では『ハロウィン』が流行ってるぞ~」と・・・。それを聞いた在宅オバケたちは、おバカに磨きをかけて、街に出かけていくことに・・・〟ハロウィンで盛り上がる人間世界を皮肉って面白い、<せきゆうこ>さんの、飛んで火にいるオバケ災難の絵本です。2025/04/06
遠い日
11
せきゆうこさんのおばけ絵本、だんだん、絵本というより漫画みたいなノリになってきました。ハロウィンにちなんだどたばたおばけ話。2018/11/17
あおい
10
素敵なおうちとお菓子が欲しいお化け達はハロウィンに意気揚々と街に繰り出す。けれどお菓子はもらえず怖いめにあったり散々。欲張ったらダメダメ。2021/07/30
おひさま家族
8
小5、小3息子読み聞かせ。ハロウィンの日にお菓子がもらえると知って町へ行ったおばけたち。見よう見まねで家を回ってみますが・・・。最後は優しくしないからあーあ、というオチで楽しかったです。2018/11/05
しらたえび
7
ハロウィンで驚かせるはずが逆に驚かされてしまうお化け。おかしのおうちを見つけるがひとりじめするので、いたずらされてしまうおばけたち。ちょっと間抜けなところがいいです(笑)5歳10か月2021/08/19