内容説明
SDGsがめざす新しい社会を、「お金」の視点から考えてみよう。
森永卓郎氏推薦!
「どの本よりも分かりやすく“経済”を図解している」
14歳から読める! わかる! カラー図版満載の“図解でわかる”シリーズ第13弾!
(目次より)
お金を出す人と働く人/お金がお金を生むからくり/世界の9人に1人が飢える不平等/お金はどうして生まれたか?/社会的共通資本という視点/ 貧者のための金融・グラミン銀行/定常経済社会のひとつの形・ソーシャル・ビジネス ほか
「大規模災害をもたらす地球環境破壊、許容できないほど拡大した経済格差。
資本主義は、完全に限界を迎えた。どうしたら人類が幸福を取り戻せるのか。
本書は、どの本よりも分かりやすく『経済』を図解している」
――森永卓郎 (経済アナリスト、獨協大学教授)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マグロのお刺身
5
図解なのはいいけどちょっと分かりずらいところがあった。 2022/06/06
Gen Kato
3
14歳プラス30ウン年だが、大いに勉強になりました。とくに新自由主義の40年がいかにして現在の状況を招いたか。本の最後に提示されたように、新たな一歩が踏み出せればいいのだが。2023/03/15
tarecurry
3
サピエンス全史のハラリさんの考え方などかなり最近の知識を持っている事が当たり前になってきている。世の中の常識はどんどんアップデートしていきますね。2021/05/25
takao
3
脳が生み出した虚構を共有する、虚構(物語)が現実となる2021/04/27
のん@絵本童話専門
2
めちゃくちゃいい!中学生向けだから分かりやすく、資本主義という切り口がなかなか斬新で面白い。(経済学とかお金の仕組みとかそういう切り口だと少し凡庸じゃない?)何度も読み込みたい深みもあり、シリーズ読みしたくなった!資本主義の欠陥から、SDGsで掲げられている色んな課題へのアプローチ、今後目指すべき経済のあり方について書かれている。学問的な知識だと教養になって終わりがちだが、この本では今の社会環境問題に言及しているため、未来志向的に自分と関連づけ物を考えることができる内容なのが良い。2023/08/29