野球太郎ドキュメント

著者名：岡邦行

imagineer（2020/10発売）

内容説明

『野球太郎』創刊から連載されている「野球太郎ドキュメント」が1冊に！

東日本大震災の被害から立ち直っていく高校野球部、好選手を輩出する大学の監督、新しく発足し仕事と野球を両立しながら奮闘する社会人野球チーム、アマチュア野球界きっての名将の真実……などプレーヤー、監督に迫る記事もあれば、第1回東京五輪に関わった審判、野球中継を支えたディレクター、グラブ職人と多岐にわたる、野球にまつわる人たちのドキュメンタリーがたっぷり詰まっています。

元スカウトで、現在はBCリーグ・信濃グランセローズの取締役相談役を務める三沢今朝治の取材で明かされるイチロー（元オリックス、マリナーズほか）の高校時代の話は必見です。
〈目次〉
「野球の頭脳」に目覚めるとき－－京都大学硬式野球部の逆襲「比屋根野球」挑戦3年目の通信簿／野球太郎No.001（2012年10月発売）掲載
任務遂行！　アマ精神を死守――主力選手を欠いて日本選手権大会に臨んだ、知られざる自衛隊野球チーム／野球太郎No.002（2012年11月発売）掲載
ザ・下剋上－－桐蔭横浜大、創部7年で日本一！　それは「白いマニキュア」から始まった……／野球太郎No.003（2013年1月発売）掲載
被災地からのプレーボール　顔晴ろう、宮農！－－創立128年！　日本最古の農業高校野球部事情／野球太郎No.004（2013年3月発売）掲載
「野球の神様」からの招待状－－離島の高校野球事情、毎週フェリーで往復5時間、佐渡高監督・深井浩司の指導力／野球太郎No.005（2013年6月発売）掲載
“鬼”と呼ばれた指揮官の悪夢－－我が「大阪夏の陣」、決勝戦連続敗退の真実、豊田義夫（近大泉州・元監督）の50年／野球太郎No.006（2013年10月発売）掲載
「東京オリンピック」と「野球」－－監督と審判員が振り返る、49年前の東京オリンピックと野球／野球太郎No.007（2013年11月発売）掲載
「鉄拳制裁の真実」－－三池工業（福岡）、東海大相模（神奈川）を日本一にした九州男の野球とは……／野球太郎No.009（2014年6月発売）掲載
「亡き兄“はやちゃん”とともに……」－－女子野球日本代表主将・志村亜貴子の野球への想い／野球太郎No.013（2014年11月発売）掲載
日本海からの新風－－知将・佐藤和也（新潟医療福祉大監督）の「新潟にこだわる」理由／野球太郎No.014（2015年4月発売）掲載
「神宮の母」と呼ばれて－－選手たちから慕われた女性ディレクターの野球愛　NHK元スポーツディレクター・松崎弘子／野球太郎No.015（2015年6月発売）掲載
3Kがどうした！　建設会社の野球チーム－－とび職たちのプレーボール、建設現場で働く男たちの挑戦！／野球太郎No.016（2015年9月発売）掲載
下町のグラブ屋さん－－東駒スポーツ用品（手づくりグラブ専門店）、グラブに魅了された5人の若き職人／野球太郎No.017（2015年11月発売）掲載
名門復活へ！－－リーグ優勝18回を誇る東京学芸大の現在、34年間公立高校を率いた指揮官・中野春樹の挑戦！／野球太郎No.019（2016年6月発売）掲載
2人の無名サウスポーがドラフト候補になるまで－－佐藤和也（新潟医療福祉大）と齊藤博久（桐蔭横浜大）の指導力／野球太郎No.020（2016年9月発売）掲載
「居酒屋げんちゃんです。ご来店、お待ちしてます！」第二の人生を「畑」と「居酒屋」に求めた、河野博文（元巨人ほか）／野球太郎No.021（2016年11月発売）掲載
「原発禍の野球」あの日は忘れない！　メディアが報じないフクシマの現実－－「3・11」から7年目を迎えた今……／野球太郎No.023（2017年6月発売）掲載
「スカウトの神さまたち」と、しのぎを削った日々－－元日本ハムスカウト部長・三澤今朝治の人生／野球太郎No.024（2017年9月発売）掲載
「ソクラテスからヘラクレス」への道――宮台康平は果たして大成するか……井手峻（元中日）さんが語る東大出身プロ選手／野球太郎No.025（2017年11月発売）掲載
宗像治が語る福島県高校野球――炭鉱と原発とオリンピック……【全国制覇に一番近づいた日】から【3・11原発事故】そして未来まで／野球太郎No.027（2018年6月発売）掲載
元巨人投手・関本四十四の野球人生「10対7で勝ってくれ！」と拝んだ、巨人2軍時代――1967年・巨人ドラフト10位で入団し、4年目で新人王獲得！／野球太郎No.028（2018年9月発売）掲載
くたばれ！　ジャイアンツ－－日本一・ソフトバンク、セの覇者・広島との大いなる違い、野球史家・山室寛之（元巨人軍代表）のある視点／野球太郎No.029（2018年11月発売）掲載

※所属チームなどは掲載当時のものをそのままにしています