内容説明
池上彰が自分自身の「働き方」を初めて解説!
ウィズコロナ時代になって働き方が大きく変わってしまっています。
私たちはこの先、どのように働いていけばよいのでしょう?
テレワークはもちろん、外国人移民やAIとの共存、
また、こんな時代にふさわしい転職、副業等々まで、
池上彰先生がじっくりと教えてくれました。
さらには先生みずから自分自身の働き方を初解説!
「池上彰のこれまでの働き方とこれからの働き方」は、
必ずあなたの新しい働き方の参考になるはずです。
【本書の主な内容】
第1章 大きく変わるポスト・コロナの働き方
第2章 外国人には理解されない日本人の働き方
第3章 過労死を招くブラック企業の実態
第4章 働く義務と権利
第5章 働き方改革の論点
第6章 AI時代の働き方
第7章 令和時代の働き方
第8章 私が歩いてきた道
第9章 働き方は生き方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ま
17
リモートワークが進むと勤務態度の把握が難しくなることから成果主義に傾く。仕事とプライベートが渾然一体になりそう。子供の頃に描いた夢は直接かなわなかったとしても人生のどこかで間接的に実現することもある、だから夢を大事にしてっていいメッセージだなぁと思った。2021/04/30
チャー
15
働き方改革の風潮やコロナ禍の状況などを踏まえ、著者が薦め考える仕事とのかかわり方について記された本。体調が悪いことが明らかなのにも関わらず仕事に行こうとする意識があるのは日本人だけであり、諸外国では悪かったら休むのが普通と指摘されると改めて考えさせられる。過労死がそのままの発音で英語になっていることも顕著にその状況を表す。過度の責任感が精神的にも体力的にも自分を追い込まないように注意することも大切。積極的に休養を取るためにも優先順位とやらないことを明確にし、新しい技術を上手く使い手を抜くことも大事。2022/05/09
Nazolove
15
色んな働き方が今あるんだな、というのが率直に思ったことであった。 ただ一つだけ思ったのは日本人って今まで余裕のない働き方ばっかりしてたので令和になったのをきっかけにちょっとくらいゆっくりした働き方をしても良いんではないかな、と思った。今までバイトだからダメ、正社員だから良いっていうのはもう過去の話なのかな、と学んだことであった。 このコロナきっかけでこれだけ変わったのでコロナ禍がなくなってもこういう余裕ある働き方は続いていけば良いなと思った。(自分サービス業界だから関係ないけど(笑))2021/01/14
mintia
14
池上さんの本は何冊も読んでいるんですが、それでも初めて知ることがたくさんあった。起業にかかるコストが減っているみたいなので、サラリーマンをやりながら週末起業とかできたらいいな。2021/04/16
ニョンブーチョッパー
11
★★★★★ 中学生向けの公開授業が本になったもの。コロナ禍の今現在の働き方について分かりやすく解説されている。大人が読んでも働くことの整理に役立つ。字が大きめで1ページ内の文字数も少ないので、中学生くらいの若い世代が読むのにちょうど良さそう。東レ製の主翼がボーイングに使われている結果起きていることとか豆知識もお得。2021/03/21