徳間文庫<br> 大波乱の予兆 野田民主 vs. 谷垣自民

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徳間文庫
大波乱の予兆 野田民主 vs. 谷垣自民

  • 著者名:大下英治【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 徳間書店(2020/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198933760

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内容説明

民主党?自民党?もうどっちでもいいから・・・ニッポンの政治よ、底力を見せてくれ!
相も変わらず「小沢一郎」で右往左往する民主党。東日本大震災&福島原発事故以降、菅政権のダッチロールで支持率急降下。野田“どじょう”首相の登場で巻き返しを図るが、復興財源、増税問題、TPP…と問題山積。一方、すっかり野党が板についてきた感のある自民党。政権奪還を目論見たいが、対決姿勢ばかりを前面に出せる世情でもなく、ついつい矛先も鈍りがち…。日本の政治は、どう動く!?―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とみやん📖

8
暇な時間潰しのたの本を古本屋で探していてたまたま手にした本。政権交代により、民主党が与党となり、震災で首の皮が繋がった菅直人内閣から、どじょう宰相たる野田内閣となった頃の永田町を描いたドキュメンタリー。この手の作品の第一人者の大下氏だけあって、インタビュー先は多岐にわたる。それぞれの立場での意見を紡ぐので、すごく散漫であり、混沌としている。しかし、政治の世界とはかくの如く不可解であり、幾重にも重なり合う、絶対に解けないパズルなのだと再認識させてくれる。歴史は、予兆のとおり、時を置かずして民主党は離散した。2019/06/24

α0350α

5
そんな時代もありましたね。民主党政権のダメダメな感じが懐かしかったです。もっと景気をなんとかしてほしいですね。国防も。2014/08/22

岡 幸治

4
大下氏の綿密なインタビューによる、ほぼノンフィクションな筈の1冊。読めば読むほど民主党の不甲斐無さがにじみ出てきて悲しくなってしまう。 本当に鳩山と管は何とかせなあきませんね。国会議員なんかさせてたらいけませんよ。いよいよ混迷の深まる政局、第3極は公明党か維新か、またまた予想外の政党か?そろそろ胸を張って外国と対峙できる体制になってほしいものです。2013/05/01

たかむら

3
野田政権誕生前後の民主党内部の動きがよく分かる。当時の世の中の流れは、報道にて分かっていることも多いが、その時に政治家たちがどう動いていたのか(その一部)が分かる。膨大な資料やインタビューを基に書かれたのだと思うが、政治家が、本音をすべて語っているとは当然思えないので、その舞台裏にはもっとドロドロとした利益誘導的なものもあると思う。また、どうも内向き(省益、党益中心)な議論が多いことの方が気になった。政治家ってもっと国益を考えて、もっと大局観をもって国内・国外の問題にあたってくれよと言う思いがした。2012/06/12

shinn♪

3
本書は小説ではなく様々な政治家に対する取材を基にしたドキュメンタリーである。でも政治家が本音を語るわけないからある意味フィクションかもしれない。今回は管に対する不信任案の騒動から野田政権成立・TPP問題あたりまでの話です。民主党党首選に関する裏の動きは非常に興味深いものがありました2012/01/30

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