講談社文庫<br> 灰色の仮面

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講談社文庫
灰色の仮面

  • 著者名:折原一【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061859791

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内容説明

最後の1行まで目を離せぬ驚愕のホラー傑作! 灰色のストッキングを被って、白いマンションに住む女性を次々襲う、殺人鬼の正体は!? ――ある晩、女性の悲鳴を聞いた僕は、駆けつけた部屋で、美女の死体を発見。折悪しく住人に見つかり、犯人と間違われてしまう。満月の夜に歪んだ欲望をたぎらせて、白いマンションに住む独身(シングル)女性を次々と襲う恐怖の暴行魔と、僕の熾烈な闘いが始まる。最後の1行まで真犯人がわからない、超弩級のホラー・ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

67
裏表紙の表現はちょっと違うなって感じがするが面白かった。2014/01/04

セウテス

64
白いマンションに住む女性ばかりを狙う、連続暴行殺人事件が起こる。ある夜ふとした事から犯人と間違われ、主人公は独自で真犯人を探す事となる。叙述トリックとしては、主人公が雑誌のライターをしている事から、事件の記憶を残そうと文章におこす為に、本文なのか作中文なのかが迷う処だ。更に主人公は、一時気を失うクセがあり、犯人ではないと除外出来ない事も、推理を難しくしている。最後の一行は好みの読者も多いだろうが、真相としては少々もの足りなく感じる。元々主人公が情けなく、好きにも応援したくもならない事が、原因だろうと思う。2018/02/11

たか

52
白いマンションに住む独身女性を次々と襲う恐怖の暴行魔。ある晩、女性の死体を発見した僕は犯人と間違われ、僕は独自で真犯人を探すことになる。 ▼語り手は誰なのか、狂っているのは誰なのか。夢と現実が混在しながら、なかなか見えてこない展開に読者は不安にさせられる。 叙述トリックの名手の著者だが、結末はややインパクトに欠け、評価が分かれるところ。C評価2021/08/28

レモン

45
昭和の香りがぷんぷんするレトロなミステリ。真犯人は誰なのか気になって一気に読んでしまった。昭和って適当すぎないか?と笑えてしまうほど、個人情報の管理や主人公が自ら暴行魔を捕らえようと思う心理、終わり方など、現代の感覚では考えられない(しかしそこが面白い)。暴行魔は誰なんだろう、とワクワクしていたのにまさかの正体!今の感覚でのリアルを追求してないところが面白かった。主人公もアホすぎて、ミステリというかもはやコメディ。2022/09/08

coco夏ko10角

33
うーん他作品と比べるとこれはちょっと…。いくつかわからないまま終わってしまったし。2016/12/02

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