内容説明
その怒りは正しい。ネガティブなイメージがある「怒り」をポジティブなものとして捉え、適切に使いこなす方法を紹介。日々の生活を良くする原動力となる「怒り」の大切さを実感できる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みるきー
22
優しい人には多いだろう、自分の中で怒りの感情は大きくしないように、小さくして自分に向けることが。 だが怒りは生物にとって、自分の身を守るために生じる自然な現象だ。動物は身の危険が迫ったとき、人は自分の価値観や立場等が脅かされようとするときに怒りを感じる。 怒りには私憤と公憤がある。特に公憤は世の中に強いインパクトがある。自分や周りの人をを長期的に健康的にするために、怒りが使われるべき。 定義は、後悔しないこと。怒った後に罪悪感を持たないように、怒らなくて後悔しないように、コントロールすることが必要だ。2020/11/11
チャー
15
アンガーマネジメントを推進する著者が怒りの取り扱い方を解説した本。怒りの要因を分類し仕組みを詳しく丁寧に解説している。対応するための具体的な考え方も示されており参考になる。なくせない感情ならば使えるように工夫すればいいという視点は良い気づき。瞬間的な怒りは確かに何かしらの行動を起こす原動力となっており利用しない手はない。怒っている人は防衛のためであるという指摘はなるほどと感じた。自分も周りもそうと知ることで、現象の深い部分に着目することができる。発生の低減には、地雷、及びマイナス感情を減らすことが肝要。2024/11/02
Yappy!
4
アンガーマネジメントをどれだけ追求しても失敗することはなくせないだろう・・・ということもわかっていつつどう認め受け入れるかという真っ当なお話。周りからすれば1人勘違いして怒っているだけなのに本人が気づかない。その人は受け入れられる場所がないからさらに怒り続ける・・・心理学系とかの人ならこの本の中身は知っているだろうけど、さらっと読めるので、入門編としては良いかな。ただ問題は怒りを制御できない人、自覚できない人はこういった本を読むことも怒りでできなかったり、自覚できないんだろうな。逃げるは恥だが役に立つです2021/02/20
いち
2
怒りの理由は、大切にしている価値観を傷つけられたから。いろんな価値観があるけど、中でも自分が大切にしている価値観ベスト5はなんだろう? それ以外の価値観は許容範囲を広めようと思う。逆に大切にしている価値観は、大切に守っていこうと思う。正しく怒る、それでいいんだな。2021/01/23
tangent
1
怒りという言葉が示すものが思っているより広いことが分かった。まさに扱いを手こずっている自身の感情も含まれていて、扱い方のヒントをもらった。著者の他の本も読んでみたい。2021/11/06
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