HARTA COMIX<br> ライカの星

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HARTA COMIX
ライカの星

  • 著者名:吉田真百合【著者】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • KADOKAWA(2021/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047362703

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内容説明

不条理に抗って生きる、すべての者へ捧げるレクイエム。

1957年のソ連の実験によって、スプートニク2号に乗せられ、宇宙に放たれた犬・ライカ。
彼女は冷たい暗闇の中でその命を失うも、突如現れた神から新しい体を与えられる。
人間への復讐に燃える彼女は、種を増やし、文明をつくり、凄まじいほどの軍事力まで手に入れた。

数年後、ライカは仲間の犬を引き連れ、母星・地球にむけて出発する。
自分を追いやった人類を滅ぼし、再び故郷で暮らすために――。

「生と死」、「愛と憎しみ」など、心を抉るテーマに果敢に挑んできた吉田真百合のデビュー作。
ポップで親しみやすい絵柄と、心の奥底にある欲望を描いた内容とのバランスが癖になる、
唯一無二のピュアでダークネスなコミック!

表題作に加え、掲載時反響の大きかった「愛の焦土」など3本の読切も収録した、豪華特厚224P!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

56
1957年のスプートニク号による宇宙開発の背景には、実験動物として犠牲になった犬たちがいた。タイトル作は、2号に乗せられたライカの魂(クドリャフカという名前の方が、古典部シリーズで有名かもしれない)による、人間たちへの復讐。残酷さも描かれるが、物語と絵柄が哀しさと美しさも感じさせる。静けさのある画面で語られる動物たち(犬と言ってしまうと「?」がつく作品があるが)はひたむきである。ラスト作品の犬の名が「アームストロング」とくると、この一冊が過ぎ去った「宇宙時代」へのオマージュでもあることに気づかされる。2021/03/07

わわわわ

4
すごく良かった。絵もお話も良かった。ちょっとなつかしい雰囲気がある。昔のサブカルマンガ誌に載っていても違和感なさそう。実際にはハルタなどに掲載されたもの。ハルタはいいまんがが載るなあ。装丁もすてき。黒地に金いろの絵。2021/03/05

がっちゃん

3
犬の気持ち2021/02/19

CHACK

3
もうずいぶん前に「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」という映画で知ったライカ犬が、何者かの大いなる力によって生き延びていた!……ほんとうにそうだったらいいのに。表題作の他に、犬にまつわるいくつかの短編集。わたしはアームストロングとマナブの話が好きです。2021/02/18

Nohu

3
表紙買い。「愛の焦土」で、もぺもぺを思い出した。2021/02/16

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