内容説明
二学年上の幼馴染みテオバルトと付き合うことになったエミーリアは、占い師から残酷な未来を告げられる。彼は運命の人と出会い恋に落ち、エミーリアは彼女に嫌がらせをしまくった挙句に振られるというのだ。ショックを受けるが彼が幸せになるため悪役に徹する決意をし、予言書通りに慣れない悪巧みに奮闘する。テオバルトはおかしなイタズラを始めた彼女をなだめつつ、昔エミーリアが人喰い妖精に襲われた経験から、彼女に忍び寄る危険を感じて!?
※サイン版との重複購入にご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
15
ヒロインは出来る娘で好感度高いんだけど、とにかく思い込みが強すぎて目の前にいる恋人の実際の言動をちゃんと見てあげていない感じが残念過ぎました。怪しい人は最初から分かり易くて捻りはないし、思い込み強くて斜め上に突っ走るヒロインを一途に愛して追いかけるイケメンヒーローを眺めてひたすらニマニマしたい時用のお話です。2020/11/07
F_GREEN
3
テオ兄めっちゃ振り回されてる2021/09/29
かざな
3
主人公の女の子が可愛い。悪役になろうとしてなりきれないところが何ともまた。相手がほっとけなくなるのもわかる。2021/07/04
ハル
2
⭐⭐⭐2020/12/20
愛華
2
絵師が好きか好きでないかだけでも本当に違う。恋愛少女小説では今一番好きな絵師ということもあって、荒があっても大抵許せてしまうのが不思議。これまた絵が素敵。話としては切なさもありつつすれ違いはいいですが、展開が単純で読めてしまうのが残念。予言が故意によるものと読めた時点で姫の自作自演をだけだらだらと読まされるのは苦痛だった。もっと捻りがないと。犯人もハリポタでいうならクィレル先生なようにスネイプが怪しいようでいて実の犯人はべつにいましたくらいは欲しかった。そのまま過ぎた。2020/10/28