生と死を分ける数学:人生の(ほぼ)すべてに数学が関係するわけ

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生と死を分ける数学:人生の(ほぼ)すべてに数学が関係するわけ

  • 著者名:キット・イェーツ/冨永星
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 草思社(2020/10発売)
  • たのしいひな祭り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/3)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794224705

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内容説明

数学は、あなたの人生のそこかしこに入り込んで、生殺与奪の権利を握っている。
生きるも死ぬも、数学次第なのだ。
実際、数学を知らないために、あるいは数学を誤用したために、命を落としたり、財産を失ったり、無実の罪を着せられたりした例が、どれほど多いことか。
逆に、簡単な数学を少し使えるだけで、マスコミや政治家の嘘を見破ったり、詐欺に巻き込まれるのを防いだり、健康診断の結果を正しく理解したりできるようになる。
さらには、理想の結婚相手を選ぶのにも役立つかも…。
数理生物学者でもある気鋭の数学ライターが、数々の事例を紹介しながら、あなたの人生と数学の関係を解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

breguet4194q

144
この本を読むと、タイトルが大袈裟ではないことがよくわかる。冗談で済む程度ならまだしも、時として人生を狂わせる出来事、人為的ミス、都合よく操作した統計、偏った報道など、数字を使うと一気に説得力が増すから、なおのこと危険性も増す。自分が信じてる数字は信頼できるのか?また何を信じていいのか。著者は解決策を述べず警告するのみで留めているので、不安だけが増長しますが、盲点を教えてくれた一冊です。

trazom

88
事例が多彩で、とても示唆に富んだいい本だと思う。特に、感染症流行を記述する数理モデル(SIRモデルのことがよくわかった!)、検査における偽陽性・偽陰性の問題、新薬の臨床試験など、現下の状況において、我々が「生と死を分ける」ために知っておかなければならない数学的考え方が詳述されているのは、偶然とはいえ(初出は昨年)、誠にタイムリーである。果たして日本政府は、こうした科学(数学)を基本にして政策を決定しているのだろうか。学者の人事を壟断し、科学を蔑ろにする政権は、知性への敬意を欠いているように思えてならない。2020/12/16

keroppi

72
数学が日常生活に及ぼしている影響を具体例を上げながら解説していく。核分裂や受精卵、ネズミ講を指数で語り、検査結果や法廷における数学の重み、SNSやフェイクニュースにおける数値のごまかしを論じ、奇数法や単位の勘違いによる大惨事が述べられ、最後の章では、感染症との戦いにおける数学の役割がテーマとなっている。事実、毎日のようにテレビから流れてくる数値の数々が、どういう意味を持っているのか。どういう解決策を提示しているのか。自分でも理解しているとはいい難いが、少しでも理解しようとすることが生死を分けるのだろう。2020/11/22

やまはるか

35
俗な言い方をすれば数字のからくり的なテーマを集めた本。年齢が高いほど時の経つのが早く感じられる理由。34歳の大人の1年は人生の3%弱に相当し、10歳の子どもの1年は人生の10%となる。指数的モデルで考えると4歳の子どもの1年は40歳の大人の10年に相当する。年代で区切れば、5~10歳の5年=10~20歳の10年=20~40歳の20年=40~80歳の40年となる。「指数的な変化を考える」この章が一番面白く納得できた。指数的な数値は様々な統計などに意識的に使用される。統計で指数的な数字を見たら意図を勘ぐろう。2024/02/04

ぽてち

33
数理生物学者である著者が、日常生活のあらゆることに数学が関係していることを様々な事例を引き合いにわかりやすく解説した良書。特に第7章は、現在世界中を苦しめている“感染症”を照準にしていて非常に参考になる。日々様々な数字に接して参考にしているが、改めて考えてみると、その数字がなにを意味しているのかよくわかっていないことに気づく。数学的な思考は苦手だが、わからないまま鵜呑みにすることの危険性にも触れられていて、なるほどと思った。2021/01/01

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