内容説明
「白血病で予後が良くない9歳の女の子に、“わたし、死んじゃうの?”と聞かれたら、何と答えますか?」「セカンドオピニオンをとりたいけれど、主治医を裏切るようで迷っています」――今、まさに苦しんでいる患者さんやご家族、悩める医療関係者からの「いのちの質問」に、がんを生きる緩和ケア医・大橋先生が明るく、正直に、本音で向き合います。最後まで自分らしく、しぶとく生きるための「読む処方箋」です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なにょう
19
【購読】癌にかかった緩和ケア医の大橋先生。講演の告知のチラシを見たり、朝日新聞の記事を読んだ。活発に活動されている印象。だからこの本を購入した。ごめんなさい、先生、希少癌で一日、一日を精一杯生きていらっしゃるとは知らなかったです。今も非常勤で海南病院に勤務されている。★2,000人近い患者さんを見送ってきたからこその言葉の数々。数年前、親を亡くしたが、この本を読んで納得したこともあった。先生の誠実な態度には頭が下がります。一日でも長く生きていてください。同じ三重県の空の下で応援しています。2021/02/07
Harumi Narukawa
5
私はがん患者で 父はすい臓がん患者です。がんに罹患する人はたくさんいるのに その人の不安にどう対処していけばいいのかわからないことが多い。著者が患者でがんの専門医だからこそ読む方にもうなづける考え方が満載。全然難しくないとてもいい本です。2020/10/19
kazu904
5
がんで家族を亡くしていますが著者と同じで軽々しく会話をしていた事を反省させられました。がんになって初めて感じる事が多々あると思いました。家族の一員として話を聞く事の大切さ学びました。2020/09/23
yamakujira
4
第1章「先生、治療がとにかくつりんです」では「想像を絶するきつい治療に心が折れそう」とか「末期を疑う主人に真実を知らせるべき?」とか「がん保険は入るべき?」とか、15のQ&Aが並び、全4章と特別編「コロナの時代にがんを生きる」、全部で58のQ&Aで患者や家族の疑問と不安に答えてくれる。自身も癌患者だから寄り添うやさしさは感じるものの、オウム返しの会話を勧める傾聴ってバカにされてるように思えるね。コロナでの行動制限や面会禁止など、時間制限のある癌患者にはつらい規制もそろそろ終わるかなぁ。 (★★★☆☆)2023/01/22
ず〜みん
4
図書館の本で読破。現役緩和ケア医が胃がんの一種であるジストを罹患し、2019年からは肝転移もある、という。そんな患者兼医者のがん患者や患者家族からのQ&A2022/08/26
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