宝島社文庫<br> スパイに死を 県警外事課クルス機関

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宝島社文庫
スパイに死を 県警外事課クルス機関

  • 著者名:柏木伸介【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 宝島社(2020/11発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784299010322

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内容説明

在日ロシア大使館駐在武官にしてGRUの諜報員ビクトル・コサチョフ。愛国文化人としてふるまいながら実際は中国のエージェントであった守屋康史。その二人が、立て続けに殺害される。二人の手には“スパイに死を”と書かれた名刺大のカードが挟まれていた――。一方、二件のスパイ殺しから派生して、横浜中華街で中国人少年がロシア人貿易商を刺殺するという事件が発生。独断専行・単独で事案を解決してしまうため、一人部署“クルス機関”の異名をとる神奈川県警外事課の来栖惟臣は、露中の諜報関係者に接触し、事態の鎮静化を図ることになるが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆっち

10
スパイ小説クルス機関シリーズ最新刊。相変わらず来栖はグレーゾーンギリギリを攻めまくり。ロシア、中国、韓国、アメリカなど各国の思惑が交錯し、スリルのある展開でした。2020/12/15

鮫島英一

9
来栖の本格再始動に相応しい大活劇。中朝露韓相手にブラフと情報操作で翻弄するクルス機関の面目躍如たるところ。来栖という存在は色々な意味で規格外であり、自分の身や立場職すらも屁とも感じていません。日本の小説にありがちな役所間の弊害や職責の範囲内、あるいは動ける限度というものが来栖にはない。漫画「アカギ」に似た存在は危うくもありますが、人を魅せるキャラでもあります。そのような存在を見事使いこなし、1~2巻の不完全燃焼さ加減を見事に吹き呼ばす作品でした。2021/01/08

栗山いなり

7
ロシアと中国のスパイが立て続けに殺された事から物語が始まる公安警察小説シリーズ第3巻。アウトローでダークな世界観と空気は今回も健在だった。それでいて今回は結構な驚きも用意されてた印象を受けた2022/09/03

くりのすけ

6
スケールの大きい諜報戦。本当の日本にもこれぐらいの戦略があればいいのだが。 目まぐるしく変化する展開も良かった。個人的には熊川が好き。2020/12/17

ドットジェピー

6
いろんな意味で凄まじいなと思いました2020/11/15

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