内容説明
古都・鎌倉にある、全寮制高校『桜の宮女学院』の最上級生に進級した風子。しかし、彼女を待ち受けていたのは、さらなる試練だった。初夏の花が咲く頃、『秘密の花園』で出会った、臨時講師の有島蒼平の存在が、恋、未来、友情への心痛が絶えない風子に思わぬ出来事をもたらすが……。時が止まったままのような不思議な学び舎で過ごす3年間を通して、少女たちの成長を美しく描いた大人気シリーズ、完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
11
乙女シリーズ第3弾。卒業まで1年間のお話。臨時講師の登場で風子たちはどうなるのかなーと思って読んでましたが、纏まるところに纏まって。まぁ、キレイすぎるくらいかなぁとも思ったけど安心して読めました。卒業した後もまっすぐに生きてくんでしょうね。2013/09/07
冬見
10
シリーズ第3弾。桜の宮女学院での最後の一年。◆シリーズ通してのことだから言うまいと思っていたけれど、さすがにこの巻はトントン拍子すぎないか? 陶芸作品が日展に入選するとか、核心を突いた視点を持ち経営センスを発揮するとか、今までそんな描写はほとんどなかったのに突然そんなことを書かれても、説得力がないし取って付けたような設定のように見えてしまう。ちょっと都合が良すぎやしないか。月単位で区切ってエピソードを語り12ヶ月を一冊にまとめるという構成上仕方のないことかもしれないが、描写不足でエピソード一つ一つが薄味。2019/07/09
ぬー
9
★3.52018/01/13
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
8
完結編♪少女たちは「桜の宮情女院」最上級生に卒業になりました。 8月の朝顔の章、志野と仁絵は夏休みが「友情の絆」がとても美しいかった。 11月の杜鵑草の章はなんか紫郎がどんな病気・・。 いつも風子は三年間は学びんや秋月の父と姉やライバル、成長だけど桜の門の少女でした。2013/09/18
nyanco
6
乙女シリーズ最終巻、今回は文庫版でしか出なかったんですね…涙1500円以上出して買うかって言ったら微妙なのですが、単行本版のレトロなイメージの表紙、結構気に入っていたので3冊揃わないのは残念です。さて、風子もいよいよ三年生、おてんば風子も随分と成長し、お姉さまになりました。姉が旅立った後、父の跡を継ぐのは自分の役目と…と、考えたり、秘密の花園のために後輩を探したり…と、あのお転婆さんの成長っぷりは見事。 成長といえば、恋しい紫郎さんが手術でアメリカへ…続→ 2013/10/21
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