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内容説明
中国においてはもちろん、古来もっとも多くの日本人によって愛読されてきた中国古典、論語。2000年前の古代語でありながら平易で明晰なその文体から、現代に生きる洞察をいかに引き出すことができるのか。中国における代表的な古注・新注にくわえ、江戸時代の日本の学者による注釈を参照。息の長いこの書物がいかに読み継がれてきたのかを明らかにするとともに、古今を超越した人生の知恵をひもとく。巻末に語句索引を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
9
上巻は学而第一から郷党第十まで。本巻は先進第十一から堯日第二十までを収める。注には中国の注釈家や江戸期を中心とした日本の注釈家の解釈も紹介される。本書後半で展開される「仁」の概念は巫祝文化での天地人を結ぶ人間愛を表すというが、口述筆記の本書を読むと訳者が日本語で語りつつ漢文の音声にそれを感じているように思う。折口信夫『言語情調論』を念頭に置くと、巫祝社会では文字に意味を読むと同時に声を聞くことが愛(情調)の役割なのだろう。口述筆記された文字列に訳者の声が響くように感じるとき、「仁」は伝わるのかもしれない。2025/10/21
ゆうきなかもと
5
熱量の高い論語の解釈本だった。初心者は色々わからないこともあるだろう。でも面白い本です。2024/03/24
mikio
5
「子曰く、教え有りて類無し。(衛霊公第十五)」あるのは教育であって、人間の種類というものではない。2021/12/02




