内容説明
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現代では望ましくない説得による被害を防止するために,送り手の立場に立った説得研究だけではなく、受け手の立場に立った説得への防御技法の開発が必要である。本書は警告(warning)が説得への防御を生じさせる力を持つか、そうであるならばどのようなメカニズムによって説得への抵抗が生じるのかを主題に論じる。
目次
序章 説得研究領域における警告研究の特徴
第1章 説得への抵抗における警告の機能
第2章 事前警告のタイプとその説得抑制効果
第3章 説得抑制効果に果たす事前警告の評価的性質の機能
第4章 事後警告の説得抑制効果とその生起機制
第5章 二段階説得事態における警告の効果とその生起機制