内容説明
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物理的世界の認識や数学的諸概念のみならず、人の営みの認識の基盤にも関係の理解がある。それにもかかわらず,関係概念とその発達はこれまで十分に研究されてきたとは言い難い。本書は、物理的世界の基本的枠組みである、時間、空間(距離)、速さについてその関係に関する概念の発達を、実験的手法を用いて明らかにする。
目次
第1章 子どもにおける時間、距離、速さ概念に関する研究の系譜
第2章 時間、距離、速さ概念の発達に関する横断的研究
第3章 時間、距離、速さ概念の発達に関する縦断的研究
第4章 縦断的研究参加者の5年算数「速さ」の成績
第5章 総合考察-時間、距離、速さの関係概念の発達過程