富士見ミステリー文庫 秘境に消えた少年記者―東京タブロイド〈８〉

水城 正太郎【著】

富士見書房（2003/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 231p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829162163
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

「大丈夫。僕は消えたりしないよ」麻衣子を気遣うような、けれどどこか張りつめた声。不安になる麻衣子に、遊馬はもう一度、微笑みながら頷いてみせた。「大丈夫だよ。ここにいるから」翌朝、遊馬の姿は消えた―。同僚の飛鳥昭奈と共に、考古学会の取材に訪れたオカルト新聞記者・天瑞遊馬と聖麻衣子。三人は、偶然出会った考古学者から“解読した者は姿を消す”という古文書を見せられる。やがて暗号を解読した遊馬は、麻衣子たちの前から忽然と姿を消す。それと同じ頃、怪人・猟奇王がある目的の為、動き出す―。昭和３０年。未だ色濃く残る闇を斬る、冒険ミステリー第八弾。

著者等紹介

水城正太郎［ミズキショウタロウ］
「ホビー・データ」を経て現在ゲーム製作集団「Ａチーム」主宰。ゲームコンテンツ製作の傍ら執筆活動を開始。『東京タブロイド』でデビュー
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