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内容説明
194X年4月、アルジェリア北西部の港町オラン。短い春を謳歌していた町は、前触れなく閉ざされた。恐ろしい流行病によって――。鼠の氾濫、謎のリンパ疾患、錯綜する情報、そして……。 凡庸な町が突如として熱病に侵される“不条理”を描き、圧倒的共感を呼んでいるノーベル賞受賞作家・カミュの代表作(宮崎嶺雄訳・新潮文庫刊)を、車戸亮太が激情のコミカライズ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ·天久鷹央·かくりよ·多聞くんと続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
68
小説で読めない読み難いと思う方はこちらを。絵で見ると生々しくて嫌だと思う方は小説へ。2021/04/18
あゆみらい
14
小説ペストが積ん読になっているから、コミック版で。コロナを感じました。伝染病は時代を経てもおそろしい。よく漫画化できたなー。読みやすいです。おすすめ。2022/06/22
にしの
7
漫画で読むカミュのペスト。原作がルポルタージュ風の記録文学であるのに対し、リウー医師と彼に集った仲間たちをペストと闘う主人公にした物語になっている。漫画という媒体ならではの表現なので、好みが分かれるかもしれない。増え続けるネズミの死体の数を毎日報じる新聞など、コロナ禍の世相を意識した描写に特に目がいく。報じられる無味乾燥な数値の後にやってくる感染拡大の現場に、読み手はコロナの蔓延する現実社会を重ね合わせて不安な想像を駆り立てるだろう。これから、社会はどうなっていくのか?一考になる漫画だと思う。2021/04/16
サタイン
2
ペストって漠然と100年戦争期のイタリアの話だと思っていた。それはデカメロンだったのだけど、ペストという死の伝染病が発生した街の様子。正に今のコロナ禍において読みたかった本。2020/11/05
マツ
1
コロナ禍の今だからこそ読むと面白い