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内容説明
昨日、娘が家を出た。主婦のハルコは「子育ての終わり」と「娘の独り立ち」をうれしく思う反面、寂しさも感じる。娘と離れ、「お母さん」としての役割を持て余す日々の中で、娘に知らず知らずのうちに依存していた「私」にハルコは気づいてゆく。これは「訪れた別れ」と向き合う「新しい私」に出会う物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
14
娘が自立して家を出た。母で主婦のハルコはうれしくもあるが、寂しさを感じている。ハルコの新しい生活が始まっていく。7/10点 娘が自立した母、というおとなのためのビターな作品。もてあます一人時間を、寂しくないように豊かに埋めていく。あらためて「意識してひとりの時間を生きる」みたいなゆったり感が描かれている2021/07/24
緋莢
11
(カラになった部屋は何かイヤに声が響いて 私は少しゾッとした)大学進学を機に、娘が家を出たことで寂しさを感じる草野ハルコ。好きに過ごしてみようと、散歩途中でクレープを買って食べたり、銭湯に行ったりするが…カレーを送ると言って断られたのを夫に愚痴ったら、昔、君も母親に 同じようなことしてたじゃないかと言われたり、熱を出したと連絡を貰って、心配していたら 自分も熱を出してしまったりと、ハルコの何気ない日常が描かれています。やや過保護かな?とは 思いつつ(続く2025/06/04
kana0202
1
母のことを少し考えた、今なにしてるんやろうな。2021/09/29
kujira
1
私は独身喪女なので、どちらかっつーとハルコさんに心配される側の方に感覚としては近いんだけど、ハルコさん幸せやんなあ、と思う。旦那さんいい人で、理解もあって仲良しだし、ハルコさん自身も子離れがいまいちできてないとこはあるけど、まだ仕事があって、仕事ができて、趣味もあって推しもできた。かけがえのない友達もいる。離れて暮らす子供も実にいい子。自分の親も、きちんと「自分」を持って生きててまだ元気。いい人生ではないですか……2020/11/22