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内容説明
「日本人は会社が好き!」も、ただの思い込み!
日本をめぐる<12の真実>から見える
「今ない仕事」「今ない働き方」が次々生まれる時代の乗りこなし方
「日本人はリスクが嫌い」「日本人の生産性は低い」「日本人に起業家精神はない」などという、日本をめぐる言説が世にはびこるが果たして本当なのだろうか?本書は、その通説を次々と覆す。コロナや地震、水害と予想もしなかったことが次々と起きる今、これまでの常識を当たり前と思う態度は、最大のリスクでしかない。自分が見ている現実にこだわらないこと。目の前の状況は世界の一部でしかないこと。その自覚が、危機に強い、個人と組織をつくり、自分の仕事と稼ぐ可能性を広げる。テレビ・ラジオでも人気のカリスマ経営コンサルタントが常にそのことを実践してきた。本書が伝えるのは、日本ダメ論にも、日本サイコー論にも惑わされることなく、日本の事実を見る態度と方法。その先に、仕事のお金の自由が待っている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
85
コンサルの人が書いているので数字がいっぱい。ただ著者がコンサルとして得た知識や経験を徒然なるままに書いている雰囲気がするので、ビジネス版エッセイという感じ。特に系統だって書かれているわけではない。自分の興味のあるトピックだけ読んで「あ、そんなもんか」と思っておく程度で良いのでは。数字といってもその数字を選んだ人の主観・主義・主張などが入るので。個人的には著者の意見に賛同することもあれば「それは違うんちゃうかな」と反対の意見を持ったりとかいろいろ。2021/01/24
zag2
26
思い込みを指摘されてハッとする。この手の本は珍しくないが、それでもやはりハッとしてしまう。人口あたりでみると日本の起業率はアメリカに遜色がないとか、気温と企業業績の間に相関はないとか、えっ、そうなのぉ!と。ちょっと公的に公開されているデータを調べてみれば分かることも、ついついテレビなどで耳にした都市伝説のようなものを信じてしまっている。今年は暖冬だったので消費が伸びなかった、やっぱり冬は寒く夏は暑くないと…などと平気で口にしてきたが、いやお恥ずかしい。2022/02/19
ポップ430
4
題名に惹かれて。 仕事は業種選びも大事ですよね。最初はイメージでしか判断出来ないけど、稼げない業種で稼ぐか、稼げるけど神経をすり減らすか悩みどころですね。2022/03/21
Go Extreme
2
街灯の下でカギを探すな 『自分は特別』病からの脱出 自分は間違っていてほしいと願う 結局、事実からは逃れられない プラグマテイズム(功利主義)とリアリズム(現実主義) 自分が間違っている可能性を楽しむ態度 リスクマネジメント≒空想力 利益も収入:どの業界を選ぶかで決まる 日本は闇労働が少ない→生産性が低く見える 日本人:外資系企業以上に会社に対してドライ 野心が爆発:届きそうで届かない距離感 わかりやすい「やりがい」を求める→仕事を通じた社会貢献意識は希薄2020/11/16
mm71
2
日本版FACTFULLNESS。日本は闇労働が少ないので生産性が低く見える。日本人はリスクが嫌いなのではなく、面倒なことが嫌いなだけ。中国の品質は悪くない。個人の通販は増えても、全体の貨物量は減っている。わかりやすいやりがいを求め仕事を通じた社会貢献意識は希薄。イメージではなく、統計、データを分析する大切さがわかります。2020/11/03