内容説明
今日のさまざまな問題や行きづまりは、ぐうたらな不まじめや、頭から湯気をたてるまじめでは、もはや乗りこえられず、その2つを超えた「非まじめ」発想によって、はじめて解決できるのだ! リーダーにもフレッシュ・ビジネスマンにも必ず役立つ、ロボット工学の第一人者による、まったく型やぶりな発想法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
75
『楽説無礙』が、非まじめの神髄。後頭葉から前頭葉へ、などという小難しい話ではなく、心構え/心がけという感。記載事例が、”勇気”を与えてくれるなぁ。中でも「ホッペタのご飯粒」が印象的。時に、チコちゃんの世界を彷彿させる。『絶対矛盾の自己同一』は、対照性を対立させるのではなく、境界線を超えた到達点!と解釈。哲学だなぁ。”まじめ”も当然意図的に、ひらがなとしたとのだと推察。77年出版か、色褪せないなぁ。長男に進呈しました。 2019/03/03
Ujiro21
6
読んだ本で引用されて気になり手にする。肩の力が抜け、生きる勇気をもらう。東工大の名誉教授の著者、具体的な目的設定、短期目標に向けまじめに活動した結果、行き詰まり息苦しい社会へ、禅の思想など引用しながら独特なユーモアで視野を広げ提言してくれる。学生時代に夢中になった研究の雰囲気の様で楽になる。最後にメンタルヘルスに言及されて泣きそうになる。70年代の本という。また読みに来よう。答えは無いけど2024/10/26
とみぃ
3
★★★☆☆ 古い本だが上長の推薦書だったので読了。真面目でも不真面目でもない、中庸の非まじめな態度で日々を過ごすことを推奨している。印象に残ったのは、①事象は無記、善、悪で捉える。例えばバクテリアの営みは無記、発酵は善、腐敗は悪。真面目は善のみ、不真面目は悪のみ取り上げるが、善を生むには悪も拒否せずに善に転化させることができる。この見方のことを慧眼と呼ぶ。②筆者は高校で学習した生物の知識がロボット工学に活きた経験から、特定分野の成功には、一見異なる分野の知識の深堀が役に立つというセレンディピティ的な考え。2022/03/20
てる坊
3
私の発想の原点。今でも縦書きの本は横に読む2013/01/20
こひた
2
直球表題ロボットアニメから辿り着く。効果的でない真面目さで行き詰まりを感じる時は、心を動かしてみる。2015/12/17
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