内容説明
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1964年に翻訳出版されてから、ずっと愛され続けてきた「ムーミン」の物語。大人気のキャラクター「ムーミン」は、9巻の物語が原典となっており、今なお人を惹きつけてやみません。大きな魅力のひとつは、キャラクターたちが発する、真実を突く言葉にあります。スナフキンの名言を抜き出して、美しいヤンソンの絵と共に、ぎゅっとまとめた1冊です。
●著者紹介
トーベ・ヤンソン 作・絵
画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国家文学賞受賞。おもな作品に「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)のほか、『少女ソフィアの夏』『彫刻家の娘』などがある。2001年6月逝去。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミキティ
8
子どもの頃、ムーミンのアニメが大好きで毎回楽しみにみていました。それから◯十年たった今、名言を読んでみたら、すごく難しい。大人になって純粋な子供心を忘れてしまったのか。悲しい…。ということで、またじっくり味わってみたいなぁ。2024/09/30
静かな月を見てる
8
ムーミンシリーズからスナフキンが話す場面を切り取って貼り付けた印象でした。物語の経緯を載せてくれれば、なぜスナフキンがその言葉を発したのかがもっとよくわかるのに。その点では残念でしたが、これを機にムーミンシリーズをきちんと読みたいという気になりました。まずは『ムーミン谷の彗星』からかな。2023/09/28
四葉
6
ムーミン谷の名言シリーズ第1弾は主役のムーミンを差し置いてスナフキンから始まるのが人気のほどを物語っていますね。ムーミンシリーズのなかでも大好きなあのセリフ、あのシーンがギュッと1冊に、しかし無理なく心地よく収まっていて、改めてスナフキンの魅力に惹き込まれました。。いつも孤独を愛するスナフキンではあるけれど、発する言葉は相手への思いやりに溢れているというのが意外な発見でした。こんな風に想われているムーミンが羨ましい笑2022/09/02
青
4
昔からスナフキンが大好きで、アニメ小説ともによく見ていましたが最近はご無沙汰でした。ご無沙汰でしたが、いつでもふとしたタイミングに思い出してしまうので、1番好きなキャラクターといっても過言ではない方です。 久しぶりにムーミンシリーズを見返す時間があると思い、その前準備としてこの本を手に取りました。読んでいて彼の自由な人となりや、シンプルでさっぱりとした性格がやはり好きだと感じます。また、彼のいいところは器用なように見えて時折見せる不器用な点もあるなと思いました。まずは小説から読み直していきたいです。2022/10/30
哲里
3
フィンランドに興味を持ちそしてムーミンにも。子供の頃アニメを見ていたような気がする…。スナフキンにはなるほどなぁと学ぶことが多い。しかしスナフキンと言って一番印象強いのはアンゴスツーラに対する罵倒シーン…。あの長けた語彙力はどこから来ているのだろう?