内容説明
ジブリのアニメ作品には、現代の心理学が対象とする課題がいたるところに埋め込まれている!
作品を精読することによって、そうした課題をあぶり出すユニークな心理学入門。
『千と千尋…』からは主に、思春期というテーマ、PTSD(心的外傷)・トラウマのテーマ、愛着障害のテーマを読み解いていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りお
2
「千と千尋の神隠し」に沿って思春期の心理を解説。千と千尋の神隠しを例に挙げているから分かりやすいのだけど少々こじつけっぽく感じてしまった。2020/11/19
Go Extreme
1
児童期→思春期→成人期 思春期のおわり:社会の生活様態が高度化するほど遷延化 青年期:親の価値観<仲間の価値観⇒自己の価値観 不思議の世界⇔神社⇔現実の世界 八百万の神さま 大人の条件:礼儀・労働・契約 エリクソンの心理社会的発達図式 なつかしさ:味・匂い・感触・声・風景 薬湯の効能:癒し・浄化・回復 自己確立の過程:愛着形成→自律→自己確立 空虚感・こころの飢餓感:拒食症・過食症 トラウマ:感情鈍磨・忘却・主体性の欠如 回復:安心・想起・和解 主体的自己:自尊心・決める力・選ぶ力2020/10/16