小学館新書<br> 麻布という不治の病 ~めんどくさい超進学校~(小学館新書)

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小学館新書
麻布という不治の病 ~めんどくさい超進学校~(小学館新書)

  • 著者名:おおたとしまさ【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 小学館(2020/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098253838

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内容説明

底抜けに自由なのに東大にバンバン入る内幕。

東京都港区にある麻布中学校・高等学校は「自由な学校」の代名詞として知られている。制服もなければ校則もない。不文律として「授業中の出前禁止。校内での鉄下駄禁止。麻雀禁止」の3項目があるだけ。

それなのに、戦後中高一貫体制の一期生から60年以上、東大合格者数ランキングトップ10から一度も外れたことがない唯一の学校でもある(なのに一度も1位にはなっていない)。

各界で異彩を放つ9人の卒業生のインタビューから、「麻布病」の実態をあぶり出し、「いい学校とは何か」「いい教育とは何か」「子どもに大人は何ができるのか」といった普遍的な問いに迫る。

■麻布病【あざぶびょう】
重度の中二病による後遺症の一種。罹患者の多くには以下の点が共通している。特長:根拠なき自信、特技:屁理屈と帳尻合わせ、チャームポイント:詰めの甘さ。

■登場する卒業生
谷垣禎一(元自民党総裁)
亀田隆明(亀田メディカルセンター理事長)
前川喜平(元文科事務次官)
湯浅卓(国際弁護士)
宮台真司(社会学者)
伊藤羊一(ヤフーアカデミア学長)
千葉功太郎(個人投資家)
吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
ときど(プロゲーマー)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

22
まぁほんとに不治の病ですよ。2021/04/10

りょうみや

21
おおた氏の本はよく読むが自分が麻布とは縁もゆかりもないのでこれまで手にとっていなかったが、いざ読んでみるとやっぱり引き込まれた。おおた氏自身が麻布出身ということもあり哲学的にも生々しい意味でもとても濃ゆい内容だった。幅広い年齢層の麻布OBとの対談から麻生とは何かをぼんやりと浮かび上がらせる。自由とは、名門校とは、と一般的な考察にも繋がっていく。書かれているように麻布を目指す小学生に読ませてはいけない。15禁くらい。2023/03/21

ヨータン

10
麻布の素晴らしさって、徹底的に自由なところにあるのかなと思っていたのですが、それよりも子どもの成長を大きな目で見てくれる先生方にあるのかなと感じました。「ドラえもんが生物として認められないのはなぜか?」という入試問題を作ってしまう先生方は素敵です。2022/11/05

wearex

4
「幼稚園はルールが多い。自由な学校に行きたい」と宣う5歳息子に適当にすすめた学校。自由は勤勉と引き換えに手に入れるんだよ、と。まぁ、受験まではまだまだ時間があるから実際はちゃんと調べるつもりだし、我が子はこんな自由にはやっていけないタイプだという気もしている。2022/02/15

Happy Like a Honeybee

4
ウガンダ話は泣けます。 進学校は点数や進路ばかりに気にしがちですが、切磋琢磨できる環境こそ思春期に多大な影響を及ぼすはず。 宮台真司が学生時代の話も興味深かった。2021/07/08

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