文春新書<br> 政治家の覚悟

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文春新書
政治家の覚悟

  • 著者名:菅義偉【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2020/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166612871

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内容説明

第99代内閣総理大臣に就任した菅義偉氏が掲げるのが、「国民のために働く内閣」だ。
それを実現するために断行するのが規制改革、縦割り行政の打破である。
この改革の姿勢は、かつて務めた大臣政務官、副大臣、総務大臣から、
その後に内閣官房長官の職務を7年8カ月まっとうするまで一貫してきた。
本書は、2012年3月に刊行された単行本『政治家の覚悟 官僚を動かせ』(文藝春秋企画出版部)を元に、その後の官房長官時代のインタビューなどを収録した、菅総理の唯一の著書。
政治主導で官僚をどう動かすか。菅総理がこれまで実現させてきた数々の改革から、
政治家・菅義偉の覚悟が浮き彫りになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

87
国民目線、3つの”助”も耳心地は良い。問われるのは、目に見える結果とリーダーシップ。政務官/大臣/官房長官/首相、役割は変われど「政治家+リーダー」のベースは不変のはず。記載された過去に実現した政策と同様に先頭を切る、心身をさらけ出すだけ。官民を率いるのはもちろん、時に首相に直談判、時に超党派で政策を牽引した実績。朝令暮改結構、Agileで微調整し前進するのは、現代であればどの世界も同じ。前進できないのであれば、身を引くのもリーダーの務め也。Honeymoon Periodは既に終了。結果をだすのみ!2021/01/12

ハッシー

71
★☆☆☆☆ 思い込みで批判するのはフェアではないので著書を読んでみたが、この方は首相の器ではない。官僚を恫喝したり徹夜で仕事させたことを武勇伝のように語っているが、これはパワハラ。この人は方向性を示し先頭に立って人を導くリーダーではなく、与えられた課題をこなすマネージャー。行政の無駄使いを減らしただの、NHK受信料やETC料金を下げたといった細かい話ばかり。国策レベルのビジョンがないため自分の言葉で国民に語ることもできず、原稿の棒読み。「国民の命と健康を守り抜き、責任は政治家が全て負う」だと?笑止千万。2021/08/10

おいしゃん

33
これを読む限り、菅さんの行動力はすごいものがある。が、「この重いタスクを官僚に大急ぎでやらせた。時には徹夜もしつつなんとかやってくれた」というくだりが多いこと多いこと。その強烈なリーダーシップを、なぜ国民に示せなかったのか…だから陰で官僚をいじめ抜いているなどと言われるのでは。色んな意味で勿体ない総理だったかもしれない。2022/04/09

Y2K☮

29
とにかく反・縦割り行政。各省庁の横の連携の無さへの憤りが目立つ。前例主義のエリート官僚を庶民の気持ちがわかる政治家が動かすという理念には賛成。強引な進め方をするけど、それが有効な場合もあるはず。ただ森友問題で省庁の職員を自殺に追い込んだことに触れないのは残念。公文書改ざんは国の信用を揺るがす大事件。安保法制の捉え方にも疑問符。違憲判断は妥当。日本学術会議の意義はともかく、あの一件が報復なら幼稚だし異論排除は全体主義の第一歩だ。あと温室効果ガスゼロは原発推進。インバウンド依存の危険はコロナで証明されている。2020/10/27

あっちゃん

26
巷の評判で読んでみたのですが、面白かった。即断即決・有言実行。常に国民目線で考え行動を起こす人で、一度やると決めたらとことんやる頑固な人物。政権交代してこんなにもワクワクしたことは無かったです。隙の多い安倍前首相に対して菅首相には隙が少ない。 ニコリともせず、なにを考えているのか分から無い不気味さはあるが、あれだけ、菅さんを毛嫌いしていた主人でさえ、この本を読んだ今は菅さんに惚れ込み応援しています。 菅さんが首相になった今、これからが楽しみ。応援したいと思いました。 2020/10/29

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