内容説明
「社会を作り変えたいなら、コードを書くのが一番だ」
フェイスブックやツイッター、ウーバー、ペイパル、インスタグラムといった各種サービスを開発・提供する「ソフトウェア開発者」の多彩かつ具体的なエピソードを通じて、彼ら・彼女らはどのように考え、行動し、デジタル世界に大きな影響を与えるソフトウェア/サービスを生み出しているのかを解き明かした読み物です。
デジタル世界、およびソフトウェア・ファーストが浸透するにつれて、社会におけるプログラマーの重要性はますます高まっています。彼ら・彼女らの役割と実態を、IT分野で活躍したい方々はもとより、彼ら・彼女らと接するビジネスパーソンも知ることで、生産性を高め、よりよいサービスを生み出す大きなヒントが得られるでしょう。
―――――――――――――――
ソフトウェアにより世の中が変わりつつあることが明白ないま、企業は、企業の管理職は、コーダーをどのように活用するかを考えなければならない。本書はそのようなコーダーを活用することが必要となった管理職にとって必読の書だろう。
本書の原題は「Coders The Making of a New Tribe and the Remaking of the World 」だ。世界のリメイク。自分の周りや組織、会社など、すでにできあがっているようなものも、いまの混沌とした社会状況の中、再構築が必要だ。コーダーが世界をリメイクする人種であるのだが、あえて逆説的に言うと、世界をリメイクするのがコーダーなのだ。世界をリメイクするために、あなたも本書を指南書として、コーダーになろう。
及川 卓也、「ソフトウェア・ファースト」著者
目次
第1章 リアルを変えたソフトウェアアップデート
第2章 4世代のコーダー
第3章 絶え間ないフラストレーションと一瞬の喜び
第4章 コーダー気質
第5章 効率カルト
第6章 10倍、ロックスター、そして、能力主義なる神話
第7章 消えたENIAC ガール
第8章 ハッカー、クラッカー、自由の戦士
第9章 キュウリ、スカイネット、AI の蜂起
第10章 スケール、トロール、ビッグテック
第11章 コーディングとは肉体労働とみつけたり
解説 及川卓也
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リットン
人生ゴルディアス
andaseizouki
ナポリノロク
Riko