決済サービスとキャッシュレス社会の本質

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決済サービスとキャッシュレス社会の本質

  • 著者名:宮居雅宣
  • 価格 ¥2,475(本体¥2,250)
  • 金融財政事情研究会(2020/09発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784322135527

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内容説明

長年の豊富な実務経験に基づき、決済サービスの仕組み、成り立ち、社会に与える影響を徹底的に解説
世界中で使える国際ブランドのクレジットカードの技術、海外ではよく使われているデビットカードが日本で普及しない理由、電子マネーが当たり前に使われるようになるまでの実証実験の歴史、Apple Payが行っている日本での特別対応、QRコード決済で起こり得る不正利用の手口など、本書で扱うテーマは多岐にわたる。安全・安心な社会の実現にキャッシュレスはどのように寄与するのか、技術論・制度論にとどまらない、多様な示唆に溢れた解説書の決定版!
この一冊でキャッシュレスの現実と未来を冷静に、正確に見通せる!
決済サービスに精通する有識者15人による推薦コメントを巻頭に収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

007 kazu

30
シンプルに決済のビジネスモデルや仕組みの話、キャッシュレスの種類の説明は教科書的で一部の金融、IT関係者以外には味気ないかもだが、こうした発展の背景にはやはり国ごとの文化や歴史などがあることがうかがい知れるのは興味深い。海外のクレジットだとリボ払いが普通で日本の一括後払いは欧米では見られないといった話は目から鱗。 合わせて「キャッシュレスの本質」とは何かを考えることが重要であろう。国は補助金を使ってまでキャッシュレスを広める必要があるのか。(続く)2024/08/20

Yuki2018

7
著者は新卒でJCBに入社して以来、30年に亘り、決済領域で活躍してきた生粋の決済専門家ということで、本物のプロによる行き届いた一冊。深い経験を積んだ人にしか書けない本質的な解説がされている。なぜ日本の決済プロダクトは世界標準と異なる形になっているのか、Felicaと国際ブランドのタッチ決済はどう違うのか等。日本の決済サービス高度化に向けて課題は多いが(その多くは政治的抵抗だろう)、何とか著者が提唱するような方向に進めたいところだ。大変勉強になる好著。少し前の本なのでアップデート版を出して欲しい。2024/07/20

パキ

4
決済サービスについて勉強するのに良いと言われ読んだ本。たしかに理解が進んだ気がする。 文面から日本の決済サービスの進展について著者の熱い思いを感じた。さまざまなアプローチで繰り返し同じ説明をしてくれるのは知識を定着させるのに良いと思った。書かれてから5年経つのでアップデートして新たに書いてもらえるといい。2025/05/03

ireadertj

4
これまで読んだ中で一番決済サービスの仕組みの理解が進んだ。2022/11/11

Nasu Take

4
キャッシュレスの歴史や仕組みを解説してくれる。海外と日本のキャッシュレスの違いも説明してくれてとても面白かった。キャッシュレスなのでどうしてもIT用語、通信用語が出てしまうのが仕方ないが、それでも一般の人に分かりやすくできている。今後の未来について知りたい方にもオススメな一冊であると思う。2020/08/31

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