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内容説明
旅になんて出るんじゃなかったーー。
食の可笑しみを描く怪作が新装版で復活! &完全新作「夜港」24Pを収録!
「『孤独のグルメ』も『花のズボラ飯』もココから始まった!
分析暴走一人称漫画の原点! そしてなんとまさかの書き下ろしも収録!
俺の本棚で初版本がむせび泣く」ーーーーピエール瀧(電気グルーヴ)
2020年でデビュー40周年を迎える、原作・久住昌之(『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』など)と作画・和泉晴紀(『食の軍師』『ダンドリくん』など )による漫画ユニット・泉昌之。
デビュー40周年を記念して、デビュー作「夜行」を含む初期作品を収録した単行本『かっこいいスキヤキ』を復刊して発売!
トレンチコート姿の男が夜汽車で弁当を食う順番にひたすら悩むーーただそれだけの物語を劇画調で表現したデビュー作「夜行」は、そのバカバカしさとシリアスな絵柄のギャップで漫画界に大きな衝撃を与え、後に大杉漣主演でドラマ化もされた伝説的作品だ。
今回の新装版には、この「夜行」をセルフオマージュした完全新作「夜港」 24Pを収録! トレンチコート姿の男が港町でただただ飲み屋を探すだけーー40年経ってもまったくかわらない、泉昌之の卑小で遠大なる物語をぜひ堪能してほしい!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
67
中島らもが激賞してた「夜行」が含まれると聞いて読む。全体的に80年代のナンセンス漫画的なものが多く、現在の目から見ると微妙なものが多かったが、冒頭の「夜行」と次の「ロボット」、本書はこの二作品の為だけにでも読む価値がある。特にノーマークだった「ロボット」、これ誰にでも訪れる可能性のある限界状況から考える事まで一々ツボに嵌って読んでいる間中お腹が痛い。ラストで題名の意味が明かされる部分など、ホント抱腹絶倒であった。「夜行」もラストは知っていたけど、それまでの過程がホントにもう…。この二作品読めて良かった。2021/09/18
kei-zu
13
ハードボイルド風の主人公は、その外見とは裏腹に何を逡巡するのか。 執筆当時の時代性から、今読んで素直に面白いとは言えないかもしれない。しかしながら解説にあるように、「自分ではかっこいいと思っている人が、人から見るとかっこわるい」というこの物語の本質は、現代でもSNSに見かける論争の本質を照らすものかもしれない。 「ひょっとしたら自分も」の感覚は、40年前の本書の読後感を思い出す。2021/09/24
nerozou666
1
表紙とタイトルからして面白そうなので手にとったら、原作が『孤独のグルメ』などで有名な久住昌之さんで驚いた。内容はまさにそんな雰囲気のあるおじさん一人飯漫画だったり、ナンセンスギャグだったりと様々なバリエーションのあるギャグ漫画でした。最初の駅弁の話と最後の描き下ろしの呑み歩き漫画が特に面白かったです。2021/12/12
シルバー井荻
0
文庫版にあったボクシングの話がなくなってる2020/10/23
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