プロセスマイニングの衝撃 ~シーメンスやBMW、Uberは、 - なぜ本気で取り組むのか~

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プロセスマイニングの衝撃 ~シーメンスやBMW、Uberは、 - なぜ本気で取り組むのか~

  • ISBN:9784295010005

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内容説明

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グローバル競争の激化や顧客ニーズの多様化、少子高齢化、そして本格的なデジタル時代を迎えて企業は今、ビジネス(業務)プロセスの抜本的な見直しと刷新、高度化を迫られている。今日、主要なビジネスプロセスは、ほぼ例外なく何らかの情報システム群によって実行されている。それらの情報システム群は、それぞれ何がいつ実行されたのか、誰が実行したのかといったベントログデータ(実行記録データ)を常時、生成している。こうしたイベントログデータをすべて収集し、ケースIDやアクティビティ、タイムススタンプという軸に沿って分析することで、実際に行われたすべてのビジネスプロセスを、例外処理も含めて可視化するのが、プロセスマイニング。
本書はSpringer社刊の「Process Mining in Action」の日本語翻訳版で、プロセスマイニング導入の実用的なノウハウを公開する解説書となっている。第1部では、プロセスマイニングプロジェクトを成功に導くためのコツや課題、失敗例の紹介、RPAとの補完関係などについて解説する。第2部では、プロセスマイニングを適用して成功した欧米企業11社12のユースケースを紹介する。Siemens、Uber、BMW、athenehealth、EDP Comercial、ABB、Bosch、Schukat、Siemens Healthineers、Bayer、Telekomの実務責任者が、プロセスマイニング導入プロジェクトを成功に導いた経緯や乗り越えた課題を書き下ろしている。第3部では、プロセスマイニングを発明したWil van der Aalst博士がテクニカルな視点から、編著者であるLars博士がビジネス的な視点から、それぞれプロセスマイニングの未来について論じている。
本書は業務プロセス改善に取り組む責任者、担当者はもちろん、全ビジネスパーソン必携の書と言える。

目次

表紙
コピーライト
目次
白紙
Process Mining in Action 日本語版の出版に寄せて
はじめに
プロセスマイニングが示す革新的な道程
変化が激しい世界におけるプロセスマイニング
略語
白紙
第1部 プロセスマイニングの原理と価値
第1章 プロセスマイニングの概要
第2章 プロセスマイニングの始め方
第3章 目的(Purpose):適切なユースケースの特定
第4章 人(People):ヒューマンファクター
第5章 プロセストレース(processtraces):技術
第6章 課題、落とし穴、失敗
第7章 プロセスマイニング、RPA、BPM、DTO
第8章 重要な学び
第2部 ユースケースのベストプラクティス
第9章 Siemens:KPIにデジタルフィット率を採用、各組織の自律的変化を実現
第10章 Uber:プロセスマイニングによる顧客体験と事業成果の最適化
第11章 BMW:プロセスマイニング@生産 生産プロセスとその先にイノベーションをもたらす
第12章 Siemense:Purchase2Payにおけるオペレーション効率化のためのプロセスマイニング
第13章 athenahealth:ヘルスケアにおけるサービスの完全性を高めるプロセスマイニング
第14章 EDP Comercial:販売とサービスのデジタル化
第15章 ABB:プロセスをマイニングから駆動するプロセスへ
第16章 Bosch:プロセスマイニング―社内コンサルティングの視点
第17章 Schukat:Schukat Electronicの自らの再構築を可能にするプロセスマイニング
第18章 Siemens Healthineers:製品管理におけるイノベーションドライバーとしてのプロセスマイニング
第19章 Bayer:プロセスマイニングがデジタルトランスフォーメーションをサポート
第20章 Telekom:シェアードサービスにおけるプロセスマイニング
白紙
第3部 展望:プロセスマイニングの未来
第21章 学術的な視点:プロセスマイニング分野の発展
第22章 ビジネス視点:デジタルイネーブルな組織を目指して
白紙
訳者あとがき
編著者について
訳者紹介
カバーデザイン/DTP 編集
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

h t

1
なんか海外のレポートを訳した感じ2022/08/19

るゐ

1
アナログが色濃く残る現場で、分析するためのデジタルデータをどのように集めるのかの方法が一番難しい課題になる。集まったデジタルデータを可視化し、データ分析をして改善することができるが、数字で自動的に可視化されるところが、全員に対して平等である点が非常によい。良くも悪くも真実を浮き彫りに前に進める大きな推進力になる。DXのさらなる先へを手繰り寄せる技術だと思う。2021/05/30

Go Extreme

0
3つのP 目的:プロジェクト前にプロセスオーナーによる定義 人材:洞察をアクションに転化・適切な人材巻き込み プロセストレース:イベントログに基づく特定・収集・カスタマイズ イベントログ・ケース・アクティピティ・プロセスバリアント 知覚:Four or Three 透明性:DX の前提条件 複雑さに対処→シンプルから 目的が第一 人こそが重要 プロセストレース≒原油 コミュニティ構築 早く失敗or早くスケール  RPAと相互補完 デジタルイネーブルな組織 組織のデジタルツイン 自己学習・自己最適化システム2020/10/20

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