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内容説明
「経済が成長すれば資源の消費量が増えるに決まっている」
「資本主義と技術が進歩し、社会が豊かになれば、自然環境はダメージを受ける」
――産業革命以降、人間が繁栄すればするほど、地球を壊してしまうという予想が無批判に信じられてきた。
* * *
だが、実際にはどうであったのか。予想とはまったく逆のことが起きたのだ。
資本主義は発展し続け、世界中に勢力を拡大し続けているが、同時にテクノロジーが資源を使わない方向に進歩した。
人類はコンピュータ、インターネットを始めとして多様なデジタル技術を開発し、消費の脱物質化を実現させた。
消費量はますます増加しているものの、地球から取り出す資源は減少している。デジタル技術の進歩により、物理的なモノがデジタルのビットに取って代わられた。かつて複数機器を必要とした作業は、いまやスマホ一つで事足りる。
なぜ経済成長と資源の消費を切り離すことができたのか?
脱物質化へと切り替えられたのはなぜか?
このすばらしい現象について、なぜそれが可能となったのかを解き明かし、どんな可能性を秘めているのかを記していこう。
* * *
テクノロジーの進歩、資本主義、市民の自覚、反応する政府――「希望の四騎士」が揃った先進国では、人間と自然の両方が、よりよい状況となりつつある。この先の人類が繁栄し続ける道がここにある。
目次
第1章 マルサス主義者の黄金時代
第2章 人類が地球を支配した工業化時代
第3章 工業化が犯した過ち
第4章 アースデイと問題提起
第5章 脱物質化というサプライズ
第6章 なぜリサイクルや消費抑制は失敗するか
第7章 何が脱物質化を引き起こすのか--市場と驚異
第8章 アダム・スミスによれば――資本主義についての考察
第9章 さらに必要なのは――人々、そして政策
第10章 <希望の四騎士>が世界を駆け巡る
第11章 どんどんよくなる
第12章 集中化
第13章 絆の喪失と分断
第14章 この先にある未来へ
第15章 賢明な介入
結論 未来の地球
感想・レビュー
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にしがき
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ta_chanko
M
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