角川書店単行本<br> 三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた

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角川書店単行本
三頭の虎はひとつの山に棲めない 日中韓、英国人が旅して考えた

  • ISBN:9784041048351

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内容説明

『英国一家、日本を食べる』『英国一家、日本をおかわり!』のマイケル・ブース新刊。三国を旅して見えてきた真実と、未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ももすけ

39
【図書館本】歴史の解釈は色々あると思うので敢えて書かない。ただ、外から見た日本、韓国、中国が分かる書籍でした。今日、長崎の原爆の日を迎え、平和な世の中の為に何が出来るのかが大切だと思います。難しい話もありましたが、筆者が旅をしながら書いているのでユーモアもあり面白かったです。2021/08/09

トムトム

34
「英国一家、日本を食べる」で入念な下調べと謎のコネクションをみせた著者。今回は日中韓の様々な考えの人とお話します。基本的には第二次大戦から現在までの東アジア史。日本にとって耳が痛い事もあれば、そういう考え方もあるんだ!と新しい発見だったり、そりゃないよあなた!!というツッコミまで。日本好きの著者さんができるだけ中立の立場で聞き込みをしています。何が真実で何が嘘なのか、どれを信じて支持するのかはアナタ次第です。読みやすく面白い本でした。2021/07/13

mikarin

30
図書館でたまたま手に取った本。「英国一家、日本を食べる」は読みたい本に入れっぱなしだったことを思い出し、とりあえずこちらを先に読んでみました。もっとお気楽な旅エッセイを想像していたら、しっかり歴史に踏み込んでいて、なるべく公平で客観的な視点を保とうと努力してくれてて、すごく勉強になりました。ちょうど日本の植民地支配時代に興味があったのですが、まさかこの本で理解が深まるとは思ってなかった。日中韓のことを考えるとき、当事者であり加害者でもあるせいかバランスがとれなくて。第3者の目を通した見え方が新鮮でした。2022/09/24

Sakie

24
『東アジアの国々はなぜ良好な関係を築けないのだろうか』。マイケル・ブースはほんとうに人が変わってしまったのだろうか。日本、韓国、中国、台湾を巡る真面目なルポである。いつのまに東アジアの歴史や政情の機微に詳しくなったのか。食べ物のことはちょっぴりだ。ただいつもの蓋のできない口が、極右の作家や歴史修正主義者のYoutuberにも遠慮なく質問攻めにし、見えてくる本音は、直感に正直な著者の第三者的意見として受け取りたい。特に中国と韓国の意固地な態度の裏事情が、少し理解できた。まあ、戦争さえしなければそれで上出来。2021/07/19

hiroizm

22
東アジアの国々はなぜ良好な関係を築けないのか?この謎を解くため日中韓香港台湾を巡り様々な人と対話する、英国ベストセラー旅行・料理ジャーナリストによる社会派紀行書。日本だけでも右翼ユーチューバーから学者まで幅広い旺盛な取材行動力にまず驚き、また海外日本学者が日本会議関係者を講師にしてまで右翼思想研究してるのを知ってまた驚愕、いろいろ詰め込みすぎな感はあるけど、各国の習慣の微妙な違いや、日韓、日中、中台関係、歴史絡みの複雑な問題を俯瞰的明快に整理していて、一般入門書としてうってつけと感じた。 2021/03/21

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