アプルビイズ・エンド

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アプルビイズ・エンド

  • 著者名:マイケル・イネス【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 論創社(2020/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784846006426

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内容説明

〈新本格派〉の巨匠イネスが贈る芸術一家の謎。アプルビイとジュディス、運命の出逢いが明かされる! 英国流ユーモア怪奇ミステリの未訳長編、ついに刊行。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

68
アプルビイ警部シリーズ。吹雪の中走る汽車の暗いイメージ、なんだか奇妙によく似た顔の乗客たち、「アプルビイズ・エンド」というアプルビイにとってはかなり不吉な駅名。イネスの文学的妄想とジョークが満載過ぎて、ちょっと冗長すぎて読みにくいのは訳のせいだけでもないか。大仕掛けの割には、あまりぱっとしない結末。アプルビイの結婚にも今一つ納得いかないが、不慮の事故とはいえ妙齢のご婦人とかなり親密な一夜を過ごしてしまったイギリス青年の紳士的態度ということか。2018/10/03

紅はこべ

15
イネスの中ではユーモア感がたっぷり。木の葉を隠すなら森の中系ミステリのパロディ。ラストではのけぞっちゃう。英国の育ちの良いご婦人って怖い。2009/05/22

カーゾン

8
L:こちらも日本人には理解が難しいファルスなんだろうけど、解決部分が拍子抜けで、これならまだ推理部分がしっかりしていた「ストップ・プレス」の方がまともに見えた。2023/10/11

timeturner

7
アプルビイが妻のジュディスと結婚するきっかけになった作。というかそれしかない。魔女だの予言だの言ってたわりには拍子抜けの謎解きだし、ロマンス描写もなしにいきなり結婚することになってるよ?!2016/05/05

timeturner

5
読書会のために原書と合わせて再読。まあ、確かにあのまわりくどいペダンチックな英文を完全に理解して、なおかつ日本人にわかるように訳すのは至難の業だっただろうなと思った。とはいえ、もうちょっとなんとかしてほしかったけどねえ。2016/10/25

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